2017
09/07
木
多賀大社の次は彦根市にある『済福寺』に来ました(^^)/
住宅街の中にあり、探すのに手間取りました。。。
駐車場がなく境内の中に停めさせていただきました(^^;)
中国風の山門です!
石柱には「黄檗宗普渡山 済福寺」と銘があります!

「黄檗宗」(おうばくしゅう)は日本禅宗三派の一つで、
江戸時代1654年に来日した隠元禅師によって、中国明の時代の臨済宗が伝えられました!
1661年京都の宇治に黄檗山萬福寺(黄檗宗の大本山)を開いて以来、
中国風の宗風は、他の禅宗とは違い異彩を放っているようです(^^)/
山門に済福寺の縁起が書かれていました!

「今から約400年前の大阪城落城当時二十有余万人の戦没者供養のために、
彦根藩四代目藩主直興公の寄進により、中山道に面する城南の守護寺として造られました
11代目藩主、井伊直中公と当時の住職の月舟和尚が時を同じくして、
夢で京都の誓願寺の木の根元にお地蔵さまの御頭が埋まっているというお告げを授かり、
一丈六尺の大仏延命地蔵菩薩「彦根大佛」をお祀りして以来、地蔵尊の霊験により、
子宝、安産に恵まれるなど数々のご利益が伝えられ、広く人々の崇敬を集めています」
境内です!正面の建物が本堂になります!

本堂の右手に観音堂がございました!

本堂です!中に大仏が納められていますので2階部分が上に飛び出た格好になっています!

本堂前にてお参りをさせていただきました(^^)/
扁額に金文字で書かれた「済福寺」の文字が輝いています!

彦根大佛です!
京都の仏師早川兵次が、一丈六尺の大仏延命地蔵菩薩を1807年(文化四年)に完成させました!

江戸時代の文化年間、11代藩主、井伊直中公の時に作られて以来
「芹のおおぼとけ、彦根大佛」の名で親しまれています!
台座から光背までの高さが6mの寄木造で、日本最大級の木造地蔵尊と云われています
その胎内には、直中公が寄進された「安産地蔵尊」が祀られ、
安産、子宝の祈願寺としての信仰を集めています!
大仏の前でもお参りさせていただき、御朱印もいただきました~(^^)/

場所:済福寺

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