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大人の事情 ~御朱印ライフ~

付き合いで始めた寺社(御朱印)巡り、今じゃ週末のライフワークになりました~♪

2023 09/22

[京都府] 西国三十三所観音霊場の醍醐寺①


前回お伝えした三宝院に引き続き『醍醐寺』(だいごじ)をお伝え致します(^^)/

三宝院を後にして、醍醐寺(下醍醐)の参道に戻ります。左側の塀の中が三宝院です。
醍醐寺の山号は醍醐山ですが、上醍醐は深雪山となっているようで、真言宗醍醐派の総本山となる寺院です。
醍醐寺① 参道





最初にありましたのは丹塗りの西大門(仁王門)です。
本瓦葺き入母屋造りの三間一戸の楼門で、金剛力士像も安置されていますので仁王門になります。下記に説明を付けましたが、仁王像は重文になっており、およそ900年前の製作でビックリしました。
*境内に説明板がありませんでしたので、写真下の説明はホームページより転載しています(共通)
醍醐寺① 仁王門①

醍醐寺① 仁王門②

醍醐寺① 仁王像

「慶長十年(1605)、豊臣秀頼により再建したものです。安置されている仁王像は、国の重要文化財に指定されており、もとは南大門に祀られていた尊像で、平安後期の長承三年(1134)に仏師勢増・仁増によって造立された尊像です。」




西大門をくぐると拝観受付がありました。三宝院で拝観料1000円を納めていますので、ここは素通りです。
醍醐寺① 受付





西大門からの参道には、「醍醐山五大力尊」と書かれた色鮮やかなノボリが脇に立てられています。うかがったのが2/21ですが、毎年2/23に「五大力尊仁王会」と言う五大明王の力を授かり幸福を願う行事で、醍醐寺最大の年中行事となるようです。
醍醐寺① 参道②





国の重要文化財看板があったのは「清瀧宮」です。右手に本殿、左側に拝殿があります。
2枚目が桟瓦葺き入母屋造りの拝殿で、3枚目が三間社流造りで檜皮葺の本殿です。本殿が国の重要文化財となっています。
醍醐寺① 清瀧宮

醍醐寺① 清瀧拝殿

醍醐寺① 清瀧本殿

「醍醐寺の総鎮守清瀧権現(せいりゅうごんげん)を祀る鎮守社。永長二年(1097)に、最初に建立された上醍醐より分身を移し祀りました。その後、この社殿の前で清瀧会(桜会)が行われるようになりましたが、文明の兵火により焼失。現在の社殿は永正十四年(1517)に再建され、慶長四年(1599)、座主・義演僧正により拝殿の整備が施されました。毎年4月1日から21日まで『清瀧権現桜会』として様々な法要が行われています。」





清瀧宮の東側には国宝の「五重塔」がありました。丹塗りは多少色褪せていますが、かえって重厚さが強調され古さも感じられます。
醍醐寺① 五重塔①

醍醐寺① 五重塔②

「醍醐天皇のご冥福を祈るために、第一皇子・朱雀天皇が承平六年(936)に着工し、第二皇子・村上天皇の天暦五年(951)に完成しました。初層の内部には両界曼荼羅や真言八祖が描かれており、日本密教絵画の源流をなすものといわれています。高さは約38メートルで屋根の上の相輪は約13メートルあり、相輪が塔の三分の一を占め、安定感を与えています。京都府下で最も古い木造建築物となっています。」




少し戻りますが、清瀧宮の北側にありましたのは「金堂」です。
手前には鐘楼もあります。
本瓦葺き入母屋造りで桁行七間、梁間五間で五重塔と同じく国宝に指定されています。さすがに間口七間あるとでかいです(^^;)
醍醐寺① 金堂①

醍醐寺① 鐘楼

醍醐寺① 金堂②

「醍醐天皇の御願により延長四年(926)に創建された建物。当時は釈迦堂といわれていましたが、永仁、文明年間に二度焼失しました。現在の金堂は豊臣秀吉の命によって紀州(和歌山県)湯浅から移築が計画され、秀頼の時代、慶長五年(1600)に完成しました。この金堂が、醍醐寺の中心のお堂であり、安置されている薬師如来坐像が醍醐寺の本尊です。」




真ん中正面の入口前にてお参りをさせていただきました<(_ _)>
中央が説明にありました御本尊の薬師如来坐像になると思います。
醍醐寺① 向拝

醍醐寺① 金堂内部




今回はここまでです。今回も御朱印はありませんが、次回西国三十三所の礼所となる観音堂をお伝えできるので、次回御朱印をご覧に入れます。



場所:醍醐寺


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