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大人の事情 ~御朱印ライフ~

付き合いで始めた寺社(御朱印)巡り、今じゃ週末のライフワークになりました~♪

2023 09/17

[京都府] 国宝・重文を多数有する醍醐寺三宝院


今熊野観音寺から本日最後に行きましたのは、京都府京都市伏見区醍醐にあります。
『醍醐寺』(だいごじ)です。(^^)/
醍醐寺は山下の下醍醐と山上の上醍醐とあり、上醍醐の准胝堂が西国三十三所の礼所となっているので西国巡拝でうかがいました。
今回は醍醐寺の最初にあります
『醍醐寺三宝院』(だいごじさんぽういん)をお伝えします。

まずは醍醐寺の駐車場に車を駐め、歩いて入口に行きました。奥に見えるのは「総門」です。
醍醐寺三宝院 醍醐寺入口





総門前にあった右手の石碑には「西國第十一番霊場登山口」とあり、左手には「史跡 醍醐寺境内」と刻まれた石碑がありました。
醍醐寺三宝院 西国三十三所石碑

醍醐寺三宝院 史跡醍醐寺境内石碑





「総門」は本瓦葺き切妻造りの薬医門で、まだ新しそうです。手前にはこれからうかがう三宝院の特別公開の案内看板が置かれています。
醍醐寺三宝院 総門





門の横には奥から醍醐寺の説明板と「歴史的風土特別保存地区について」と書かれた説明板と、世界遺産の説明板がありました。この醍醐寺も「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。
醍醐寺三宝院 説明板類

醍醐寺三宝院 醍醐寺説明板

説明板の内容を下記に記します。
「真言宗醍醐派の総本山で、平成六年(1994)に世界文化遺産に登録された。山上の上醍醐と山下の下醍醐から成る壮大な寺で、天暦五年(951)に完成した京都府域最古の五重塔(国宝)をはじめ、四万点にも上る多くの国宝や重要文化財を有している。
 平安初期の貞観十六年(874)に理源大師聖宝が、笠取山(上醍醐)に登って観音像を彫刻し、安置したのが当寺の始まりとされており、延喜七年(907)に醍醐天皇の勅願寺となり、次第に大伽藍が整えられた。
 応仁の乱や文明の乱により、五重塔を残してすべて焼失したが、慶長三年(1598)に豊臣秀吉が北政所らを醍醐の花見に誘ったことをきっかけに、秀吉の厚い帰依を受けて復興された。
 本堂の金堂(国宝)は、慶長四年(1599)に紀州(現在の和歌山県)湯浅の満願寺から移築したものといわれ、三宝院庭園(特別史跡及び特別名勝)は、華麗で豪華な桃山時代の庭園で、秀吉の権勢をしのばせている。霊宝館には、薬師如来坐像(国宝)や秀吉所用の黄金天目茶碗などが収蔵されており、毎年春と秋に公開されている。
 毎年四月第二日曜日には、千三百人を従えて盛大に行われたとされる当時の花見に倣って「豊太閤花見行列」が行われ、多くの人でにぎわう。」





総門をくぐり、すぐ左手に拝観受付と三宝院の入口門がありました。
拝観受付にて醍醐寺拝観料大人1000円を払います。拝観には三宝院と醍醐寺の伽藍まで含まれているので、まず三宝院から拝観します。
見えにくいですが、門には「三宝院門跡」と書かれた大きな木札が掛かっていました。
醍醐寺三宝院 三宝院入口門

醍醐寺三宝院 拝観受付





門から三宝院境内に入ると左手に売店がありました。
醍醐寺三宝院 売店





売店を通り過ぎてまっすぐ行くと三宝院の大玄関があります。大玄関は唐破風の屋根で豪華に造られた国の重要文化財となっています。三宝院は総本山醍醐寺の塔頭であり、本坊的な存在で真言宗醍醐派の大本山の寺院となるようです。
三宝院の内部が特別公開(拝観料800円)されていましたが、今回は西国三十三所観音霊場の巡拝でうかがっており、上醍醐に登るつもりで来たので時間の都合上拝観は断念しました(^^;)
醍醐寺三宝院 大玄関

醍醐寺三宝院 玄関内

三宝院の説明板は見当たりませんでしたので、ホームページの内容を転載します。
「三宝院は永久三年(1115)、醍醐寺第十四世座主・勝覚僧正により創建されました。醍醐寺の本坊的な存在であり、歴代座主が居住する坊です。現在の三宝院は、その建造物の大半が重文に指定されている。中でも庭園全体を見渡せる表書院は寝殿造りの様式を伝える桃山時代を代表する建造物であり、国宝に指定されています。国の特別史跡・特別名勝となっている三宝院庭園は、慶長3年(1598)、豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して自ら基本設計をした庭であり、今も桃山時代の華やかな雰囲気を伝えています。」




内部は国の重要文化財に指定された間(部屋)や、国宝の表書院など数多くの建造物が文化財となっています。内部は写真NGなので見られる範囲の建造物外観をご覧下さい。
大玄関の右側にある塀の入口から中に入ると公開エリアとなっています。2枚目の右側が国宝表書院の妻側の一部になります。
醍醐寺三宝院 公開エリア入口

醍醐寺三宝院 三宝院建造物①

醍醐寺三宝院 三宝院建造物②





建造物の南にある庭園は国の特別史跡・特別名勝となっている「三宝院庭園」がありますので、こちらの写真で優美さをご堪能ください。(^^)/
1枚目と3枚目の左側に見えます縁側のある建造物が国宝表書院になります。
醍醐寺三宝院 庭園①

醍醐寺三宝院 庭園②

醍醐寺三宝院 表書院と庭園





庭園と大玄関の間には国宝「唐門」がありました。
2枚目は外側の醍醐寺参道から見ています。
醍醐寺三宝院 唐門内側

醍醐寺三宝院 唐門外側

こちらの説明もホームページより転載。
「朝廷からの使者を迎える時だけに扉を開いたとされる門(勅使門)が唐門です。創建時は、門全体が黒の漆塗で菊と桐の四つの大きな紋には金箔が施されていました。平成22年7月、約1年半をかけ、往時の壮麗な姿に修復されました。その大胆な意匠は、桃山時代の気風を今に伝えています。」



御朱印は三宝院内の納経所で西国三十三所の御朱印をいただいて参りましたが、三宝院の拝観はできなかったので、今回は御朱印はもらっていないのでありません。<(_ _)>



場所:醍醐寺三宝院


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