2023
08/03
木
『善峯寺』(よしみねでら)の後半をお伝えします。(^^)/
*画像はクリックすると拡大できます
本堂を右手に進むと、①の番号看板に右→「つりがね堂」と書かれていましたので、そちらに進みます。
少し坂を上がった所に「鐘楼堂(つりがね堂)」がありました。鐘楼堂の隣には「護摩堂」があります。入口には元禄五年(1692)桂昌院建立と書かれていました。
続いては護摩堂を北に進むと「多宝塔」がありましたが、残念ながら修繕中ということで足場が架かっていました。善峯寺の建造物では唯一の国の重要文化財だったんですが、見られずとても残念でした(-_-)
本来ならこんな感じです(^^)/ Googleマップより
多宝塔の北側には「経堂」があります。 宝永二年(1705)、桂昌院による建立だそうです。
入口には「心願成就の絵馬堂」と書かれた表札がありますが、現在は絵馬奉納所でもあるそうです。
正面に奉安されているのは傅大士です。
続いて東の方へ向かい、ありましたのは「開山堂」です。入口はこの裏側にあります。
続いてルート通りに進むと「幸福地蔵」と「鎮守社」がありました。鎮守社は柱には「十三佛堂」と書かれていました。
鎮守社から少し上に登った所に桂昌院廟がありますが、そこからの眺望です。京都洛西辺りが見えていると思います。左下にあるのは開山堂です。
続いてルートに沿って行くと「釈迦堂」がありました。桟瓦葺き入母屋造りで向拝付きのお堂で、明治十八年(1885)の建立と、まだ新しいです。
合掌姿のお釈迦さま
「当堂にお祀りしてありますお釈迦さまは源算上人の刻まれた仏さまで、始め此処より2km離れた釈迦岳(海抜630m)に安置して有りました。
昔より多くの信仰の人々が此の険しい山を登りご利益を得られました。其の後明治十三年下山され、同十八年にお堂が出来ました。合掌姿のお釈迦さま(日本には例のないお姿)は恒に我々の意・身の願いことを叶えて下さる尊い仏さまです。」
釈迦堂の扁額が掛かる向拝にてお参りをさせていただきました<(_ _)>
釈迦堂から更に上に登ると紅い鳥居がある「稲荷社」がありました。ここから更に上に奥之院の「薬師堂」があるんですが、
写真を撮り忘れたのでGoogleマップより拝借致しました、申し訳ありません(^^;)

薬師堂 Googleマップより
最後は先程の稲荷社下の参道を左に行くと「阿弥陀堂」がありました。ですが、工事中で中へ立ち入ることが出来ませんでした。
これで全ての堂宇に廻ったので、ここからは帰りの道中です。かなり高いところまで登ったので、石段も長いです。途中、「本坊」の門がありましたが、そのまま真っ直ぐ帰りの途に就きました。
御朱印は西国三十三所の御詠歌です。
「野をもすぎ 山路にむかふ 雨の空 よしみねよりも 晴るる夕立」
場所:善峯寺





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