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大人の事情 ~御朱印ライフ~

付き合いで始めた寺社(御朱印)巡り、今じゃ週末のライフワークになりました~♪

2023 06/04

[滋賀県] 西国三十三所観音霊場の観音正寺①


今回は今年(2023)の初めに初詣として行ってきました、
滋賀県近江八幡市安土町の『観音正寺』(かんのんしょうじ)です(^^)/

入口は琵琶湖の東岸、標高433mの繖山(きぬがさやま)の山頂南側、
標高370m付近に位置する山腹になります。
観音正寺① 入口





寺号標には「西國第卅二番 霊場 繖山 観音正寺」と刻まれており、西国三十三所観音霊場の第三十二番礼所とわかります。山号は繖山(きぬがささん)と読むようです。
右側の看板は、聖徳太子遠忌1400年事業として「観音堂」と「閼伽井堂」を再建する案内のようです。
観音正寺① 寺号標





入口から少し進むと「おくのいん」の石碑と鳥居があります。調べると「奥之院」については観音正寺のホームページに下記のように載っていました。
観音正寺① 奥の院

「1400年の昔、聖徳太子は巨岩の岩で舞う天人を見て、その岩を「天楽石」と名づけられました。現在は「奥の院」として巨木の中に大きな岩が点在しており、天楽岩の磐座の内部には聖徳太子が彫られたと伝わる妙見菩薩を中心に五仏の仏が描かれております。」





参道途中の開けた場所では眺望が素晴らしく、近江八幡市街が一望できました。
観音正寺① 眺望





山側には「ねずみ岩」の立て札がありますが、この岩がそうなのでしょうか?
観音正寺① ねずみ岩





漸く境内に近づいてきました。
突き当たりが境内入口前になりますが、参道脇には倉庫のような建物とトイレが並んでいました。
観音正寺① 倉庫とトイレ





境内入口前にあったのは鐘堂です。屋根の右棟辺りが崩れているので、二次被害防止で仮囲いがされているのだと思います。国の登録有形文化財に指定されているようです。
観音正寺① 鐘堂





鐘堂の向かいには「水神舎」と書かれた建物があります。「人魚伝説の寺」とホームページに書かれていたので、水神様と何か関係があるのかなぁ?(^^;)
観音正寺① 水神社





境内入口に山門(この場合は仁王門かな?)はなく、入口両脇に仁王像の銅像が台座に立っています。
観音正寺① 境内前





仁王像前には観音正寺の年間行事予定の書かれた看板があります。今年(2022年)は「観音正寺聖徳太子一千四百年御遠忌大法会」が行われるようで、秘仏の御開帳もあるようです。
観音正寺① 行事板





仁王像は右に口を開けた阿形像と、左に口を結んだ吽形像で入口を守っています。
観音正寺① 仁王像






「観音寺城跡」と書かれた説明板がありました。戦国時代に近江守護を独占した名門の佐々木六角氏が居城とした観音寺城が、この観音正寺より更に上に登った所にあるようです。
観音正寺① 観音寺城跡説明





入口の受付で入山料を払い中に入ります。秘仏の拝観を含めると大人1,000円で、入山だけなら大人500円でした。入山時間は8:00から17:00迄となっています。
観音正寺① 受付





参道の右手側には、小さな池の上に建つ「弁財天社」がありました。
観音正寺① 弁財天社





石畳の参道一番奥にありますのが「本堂」です。右側には「書院」が見えます。
観音正寺① 境内参道





その「書院」です。寛政八年(1796)に再建され、国の登録有形文化財となっています。
玄関が銅板葺き唐破風の屋根が付いて豪華な造りです。茶所の額がある入口が、聖徳太子一千四百年御遠忌事務局となっていました。
観音正寺① 書院

観音正寺① 書院玄関





左側には大樽をくり抜いたような変わった形の建物に茅葺き屋根の「一願地蔵」があります。屋根の青苔に風情を感じます。
観音正寺① 一願地蔵





一願地蔵の並びで「大日如来の祠」と「釈迦如来坐像」がありました。
観音正寺① 大日如来

観音正寺① 釈迦如来坐像





手水舎がありましたので、身を清め境内の奥に進みます。
観音正寺① 手水舎

観音正寺① 境内中程


長くなりましたので、この続きは次回お伝え致します(^^)/


御朱印は西国三十三所の御詠歌です。
観音正寺(御詠歌)



場所:観音正寺


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