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大人の事情 ~御朱印ライフ~

付き合いで始めた寺社(御朱印)巡り、今じゃ週末のライフワークになりました~♪

2023 05/30

[和歌山県] 熊野三山首位 熊野神社の総本宮 熊野本宮大社


今回の和歌山旅行で最後に参拝しましたのは、熊野古道ウォーキングの終点地としました、和歌山県田辺市本宮町にあります
『熊野本宮大社』(くまのほんぐうたいしゃ)です(^^)/

最初の写真は国道168号線沿いにある入口です。鳥居の横には八咫烏の巨大なノボリ?があります。今回は時間の都合で熊野川のほとりにある「大斎原」(おおゆのはら)へは行けませんでしたので、前回ブログの熊野古道の途中にある展望台から見えた大鳥居を参照してください(^^)/
熊野本宮大社 入口





寺号碑には「日本第一霊験所 熊野本宮大社」と彫り込み文字に金色が施されています。
熊野本宮大社 社号標





木製の鳥居は明神鳥居です。扁額には「熊野大権現」と金文字で書かれています。
熊野本宮大社 鳥居





参道脇には熊野大権現と書かれた多数のノボリが立っています。
熊野本宮大社 参道①

熊野本宮大社 参道②





参道途中にありました、境内社の「功霊社」と「祓戸大神」がありました。まずは祓戸大神でお参りをし、身を祓い清めてご本殿にお進みくださいとありました。
熊野本宮大社 境内社

熊野本宮大社 祓戸大神





次に手水社がありましたので、身を清めます。
熊野本宮大社 手水舎





「宝物殿」は有料で大人300円で拝観できるようですが、伺った日はコロナの関係で開館を控えていました。
熊野本宮大社 宝物殿





大きな授与所です。ここで御朱印帳を預け記帳していただきます。
熊野本宮大社 授与所





参道正面にあるのは「神門」です。そこから本殿のある境内に入ります。門の左側にある建物が「拝殿」になります。
熊野本宮大社 境内全景





神門の手前に旧社号標がありました。
熊野本宮大社 旧社号標

「当社の社号は現在熊野本宮大社であるが、平安時代初期に編纂された延喜式神名帳に「熊野坐神社」(くまのにますじんじゃ)と記されている。
 その後「熊野本宮」という名称が定着したが、明治四年「熊野坐神社」を正式社号として登録、公表した。
 この社号標は、昭和十五年一月の建立で、時の首相近衛文麿公爵の揮毫によるものである。」




神門前に由緒が書かれていましたので記します。
熊野本宮大社 由緒板

「当宮は熊野三山(本宮・新宮・那智)の首位を占め、全国に散在する熊野神社の総本宮で、熊野大権現として広く世に知られています。御主神は家津御子大神、すなわち素戔嗚尊と申し、樹木を支配される神であり、紀国(木ノ国)の語源もここから起こっております。
 大神は植林を御奨励になり、造船の技術を教えられて、外国との交通を開かれ、人民の幸福を図られるとともに、生命の育成発展を司られた霊神で、第十代祟神天皇の御代に熊野連が当地に社殿を造営して鎮祭したと伝えられています。
 奈良朝のころから修験の行者が頻繁にここに出入りして修行し、ますます神威が広まりました。延㐂七年(約千年前)宇多法皇の御幸をはじめ約三百年にわたり法皇・上皇・女院の御幸は百数十回に及びました。これが史上有名な熊野御幸であります。
 これと前後して当時の神仏習合によって、御主神を阿弥陀如来といって尊び、日本一といわれた霊験を仰ごうとする参詣者は全国各地から熊野の深山幽谷を埋め「蟻の熊野詣」とか「伊勢に七度熊野に三度どちらが欠けても片参り」などとうたわれるとともに全国に御分社を祭り、その数は現在五千数社を数えています。その後源平の争乱、承久の変、南北朝の戦乱と様々な変災の渦中にありながら人心の信仰はますます高まり、当宮の神威は熊野牛王(おからす様)の神符とともに全国に伝播して、明治時代に至りました。
 現在の社殿は享和二年、徳川家斉将軍の命によって紀州候治宝卿が音無里、現本宮町大斉原(指定文化財)に建立されましたが、明治二十二年の大出水にあって現在地に修造して遷座されたものであります。この社殿のつくり方を「熊野造」と申し上げます。
 なお旧社地は大斉原と呼び、石祠二殿を仮宮として、西方に中四社、下四社を、東方に元境内内摂末社を合祀してあります。」




本殿に行く前に拝殿側に行きます。拝殿の正面には「社務所」がありました。社務所には昨年の一文字「今」の字が巨大な白布に書かれていました。
熊野本宮大社 社務所





「拝殿」です。銅板葺き入母屋造りで千鳥破風の下に唐破風の向拝付きとなっています。
熊野本宮大社 拝殿①

熊野本宮大社 拝殿②





本殿のお詣り前に、参拝の仕方と順番があったので確認します。
まずは、中央の①番目は主祭神の家津御子大神(素戔嗚尊)を祀る「証誠殿」、②番目が左隣で速玉大神(伊邪那岐大神)を祀る「中御前」、③番目は左端で夫須美大神(伊邪那美大神)を祀る「西御前」、④番目が①番の右側で天照大神を祀る「若宮」、⑤番目が八百万の神・結びの神・祓いの神の「満山社」となります。
熊野本宮大社 本殿順番





檜皮葺の「神門」は格式の高さがうかがえます。熊野三山の神紋は八咫烏と左三つ巴でしたが、神前幕は菊紋となっています???
熊野本宮大社 神門





神門からの本殿です。中央の証誠殿から左の大きな建物に中御前、西御前があり、中央の右側が若宮となります。満山社はこの塀を右に行った奥にありますが、写真を撮り忘れました…
各中門の前にてお詣りをさせていただきました<(_ _)>
熊野本宮大社 本殿境内全景

熊野本宮大社 本殿①

熊野本宮大社 本殿②

熊野本宮大社 本殿③

これで今回の和歌山御朱印旅行は終了です。
次回からは滋賀県の近江八幡へ御朱印拝受に行った模様をお伝えしま~す(^^)/



御朱印は中央に熊野本宮と書かれています。
熊野本宮大社


場所:熊野本宮大社


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