2023
04/25
火
前回の続きで、『青岸渡寺』(せいがんとじ)の「本堂」からお伝えします。(^^)/
向拝の柱には「西國第一番礼所」と「那智山青岸渡寺」の札が掛かっています。
本堂外陣への入口上には「那智山」と金文字で書かれた扁額が光ります。
堂内は写真
撮影禁止
とされていたので、縁側までの写真で申し訳ありません<(_ _)>


外陣にてお参りをさせていただきました。
本堂の横側(妻側)の全景です。左側が向拝がある正面になります。
本堂前には和歌山県指定天然記念物のタブノキがありました。樹齢700年だそうです。
タブノキの反対側には「信徒会館」がありますが、信徒会館は4階建てくらいの高さがあり山門下から建っています。境内から入るこの入口は4階くらいに入れるようです。
信徒会館の手前から見える眺望では、中央の山で岩肌がある場所に、縦に一筋光るのが「那智の滝」になります。手前の建物群は塔頭の宿坊等が建ち並んでいるようです。
本堂の北側には「水子堂」があります。
わかりづらいですが、六角堂になっているようです。
水子堂の裏には「鐘楼」がありました。梵鐘は元亨四年(1324)、鎌倉時代の鋳造と書かれていました。
水子堂と鐘楼の西側には、那智七福神を祀る「大黒天堂」があります。入口の看板には「如法堂(大黒堂)」と書かれていましたので、正式名は如法堂かな?
大黒天堂とありますが、七福神全てを祀っているようです。
大黒天堂は銅板葺き入母屋造りの向拝付きで丹塗りのお堂です。入口上には「大黒天」の文字が入った扁額に、堂内には「大黒天」の提灯もうかがえます。
今回はここで終了です。次回は最後に三重塔をお伝え致します(^^)/
西国三十三所御本尊の御朱印
場所:青岸渡寺





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