2022
12/16
金
『霊山観音』(りょうぜんかんのん)です(^^)/
周囲を回廊の壁に囲まれた入口前の広場に着きました。「山門」は雨漏れがするのか、半分がシートに覆われていました。寺号碑は見当たりませんでした。拝観料は大人300円で山門入口に受付がありましたので払って中に入ります。
「山門」の入口上には"霊山観音"と書かれた大提灯がぶら下がっていました。
「山門」から中に入ると真ん中に鏡池があり、その正面奥に巨大観音像と像下に本堂があり、境内全景が見渡せます。手に持っている太い大きな線香は、本堂前の大香炉に立ててきました。
境内から振り返って山門を見ると、表からは見えなかった仁王像もありました。
「山門」を左(北)へ進み、境内の北側にあった「回廊」から見ていきます。「回廊」の左手手前には「写経堂」、奥には選佛場の額がある「禅堂」がありました。
「本堂」は鉄筋コンクリート造で1階が本堂で、2階に観音像が祀られています。
「本堂」の手前には丸い金色の玉がある「願いの玉」がありました。
「すべての存在を生み出し、はぐくむ天地の気・宇宙エネルギーを仏教では「如意宝珠」と呼びます。願い事を念じながら玉に触れ、願望達成への大きな力を頂きましょう。」とありました。
正面から見た霊山観音です。観音像の高さは24m、総重量約500tで昭和30年6月8日に開眼しています。
由緒は受付でいただいたパンフレットから
「四季変わりなく緑の滴たる洛東霊山の麓に平和日本の建設と殉国の英霊並びに大戦による犠牲者の冥福を祈念するために故石川博資氏によって建立されました。
慈眼溢るる麗しいこの観音像は彫刻界の元老、故山崎朝雲先生によって原型が作成され、更に関係者の献身的な努力によって昭和の代表的芸術として後世に偉跡を残す荘厳な尊像が出現したのであります。」と、書かれていました。
本堂入口の両脇には"柳染観音微妙相"、"松吹説法度生声"と書かれた札が掛かっていましたが、意味はわかりません…(^^;)
「本堂」の南端には「釈迦成道之像」、北端には「釈迦涅槃之像」がありました。
大観音像の中も入れるようで、「観音胎内」として"十二支守り本尊"が祀られています。
十二支のお参りをして、1階の外陣に来ました。
1階奥に内陣があり、秘仏の御本尊は十一面八臂観世音菩薩となっています。お賽銭箱のある前でお参りをさせていただきました<(_ _)>
最後に境内全景です。
撮り忘れましたが、本堂の裏手にも護摩堂などのお堂がいくつかありました。
御朱印は「妙智力」と書かれているようです。
場所:霊山観音





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