2022
11/01
火
今回は京都府宇治市にあります『平等院』(びょうどういん)に行ってきました(^^)/
小学生の修学旅行で行った記憶はありますが、行ってみたい場所の一つに漸く行けました。
平等院鳳凰堂は1953年(昭和28年)に10円硬貨の表面に描かれています。国宝には1951年(昭和26年)にしていされました。タイトルにもありますが、1994年(平成6年)には「古都京都の文化財」の一つとしてユネスコ世界遺産となっています。
まずは敷地の南側の道路沿いにありました平等院駐車場に駐車し、宇治川沿いに歩いて北側の表参道に向かいました。表参道には飲食店などが多くあり観光サービスが充実しているようです。
表参道から枝分かれした道を進むと「平等院」と刻まれた寺号碑がありました。
更に参道を進むと、丹塗りの「表門」に着きました。特に説明がなかったので、再建かと思われますが、本瓦葺きの豪華な造りとなっていました。
拝観料は大人600円で、庭園(境内全般見られます)と鳳翔館(宝物館)を拝観できます。鳳凰堂の内部拝観は別途300円を支払う必要があります。まずは、受付で600円を払い入場します。
表門をくぐって中に入ると右手に「寺務所」と書かれた建物がありました。お客さんが見えたので休憩所もあるようです。更に進むと「鳳凰堂」と鳳凰堂廻りの池が見えてきました。
池の手前左手に「観音堂」がありました。鎌倉時代前期の建立で国の重要文化財となっています。現在は修理中のため非公開でした。
北東側と北側から見た「鳳凰堂」です。平安時代後期の建立で国宝になります。
「鳳凰堂」の北側にあります「鳳凰堂内部拝観受付」にて300円を払います。拝観できる時間がその時に案内されますが、40分くらい時間があったので他を全て廻ります。
この角度で撮りたかったので満足なんですが、天気が惜しかった…(-_-) 晴天でブルーのバックに、色鮮やかな丹塗りの鳳凰堂が水面に反転した
写真が撮りたかった…

「鳳凰堂」の真ん中が「中堂」、その右が「鳳凰堂両翼廊(北)」、左が「鳳凰堂両翼廊(南)」になります。中堂の後に「尾廊」があります。
「鳳凰堂」には説明板が見当たらなかったので、ホームページより転載
「平安時代後期、天喜元年(1053)に、時の関白藤原頼道によって建立された阿弥陀堂です。華やかな藤原摂関時代をしのぶことのできる唯一の遺構として、貴重な御堂です。最も大きな特徴は池の中島に建てられていることで、あたかも極楽の宝池に浮かぶ宮殿のように、その美しい姿を水面に映しています。鳳凰堂を正面から見た姿が、翼を広げた鳥のように見えることと、屋根上に1対の鳳凰が据えられていることから、江戸時代始め頃より「鳳凰堂」と呼ばれるようになりました。鳳凰堂は東方に面して建てられ、阿字池を隔てて西方に極楽浄土があることを示しています。」
「鳳凰堂」の南西側に来た所で「集印所」がありましたので、御朱印を書いて頂きました。
「鳳凰堂」の南側でちょっと階段を上った高台に「鐘楼」がありました。
「平等院の鐘は、「姿(形)の平等院」として日本三銘鐘の一つにあげられます。鐘身にほどこされた装飾が美しいことで有名です。昭和四十七年、寸分違わぬ姿で復原された二代目です。」とありました。
南側から見た「鳳凰堂」ですが、真南だと樹木が邪魔して撮れないので、若干東よりに撮っています。サルスベリが見事に咲いている時期でした。
今回はここまでです。次回はその他の堂宇及び塔頭、鳳凰堂内部となります(^^)/
御朱印は「鳳凰堂」です。
場所:平等院





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