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大人の事情 ~御朱印ライフ~

付き合いで始めた寺社(御朱印)巡り、今じゃ週末のライフワークになりました~♪

2022 09/27

[岐阜県] 中山道と坂本神社八幡宮


先日、「中山道中津川宿」に訪れましたが、
今回は前回歩いた場所から、更に次の「大井宿」に向かう道中にありました
『坂本神社八幡宮』(さかもとじんじゃはちまんぐう)に行きました(^^)/

まずは、前回の終点となりました「苗木道」と「中山道」の分岐点です。左へ行くと「苗木道」、右へ「中山道」の道標があります。「苗木道」は今では全線を踏破することはできないようですが、飛騨方面に行ける道の一つだったそうです。

坂本神社八幡宮 苗木道分岐





続いて分岐点からすぐの場所にあったのは「上宿の一里塚」です。街道歩きが好きな方はご存知かと思いますが、一里塚は一里が約4kmあり、街道の工程目安となり、休憩場として利用されてきました。
この上宿は江戸から数えて85番目にあたり「榎」(えのき)が植えられていたそうです。

坂本神社八幡宮 上宿の一里塚①

坂本神社八幡宮 上宿の一里塚②





一里塚から相当(2km程)進んでしまいましたが、写真は「六地蔵石憧」です。当時あった大林寺(1633)の入口に置かれていたそうで、当時見舞われていた水害や旅人の安全を祈り立てられたようです。

坂本神社八幡宮 六地蔵石憧





今回の中山道の終点ですが、左に旧中山道となる分岐点となりました。分岐に石碑がありますが、何が書かれているかわかりません、、、右へ行く道は新しいようです。

坂本神社八幡宮 千旦林分岐点①

坂本神社八幡宮 千旦林分岐点②





ここからは神社となりますが、先程の「六地蔵石憧」と、前の分岐点の中間ほどにありました「坂本神社八幡宮」の入口です。社号碑には「式内坂本神社八幡宮」の文字が刻まれています。正式名称は「八幡神社」らしいのですが、社号碑が「坂本神社八幡宮」となっていますので、それにならい記述します。

坂本神社八幡宮 入口

坂本神社八幡宮 社号碑




新しい社号碑の手前には、古い社号碑に「式内 坂本神社」の文字がうかがえます。
社号碑の後ろにあったのは明治十九年と刻まれた常夜灯です。

坂本神社八幡宮 昔の社号碑

坂本神社八幡宮 常夜灯





一ノ鳥居は入口から5,60mくらい中に入った所にありました。参道は一般道にもなっているので鳥居の下に鉄製の高さガードが建てられていました。
入口から100mくらい来た所にはJR中央本線の線路も横切っていました…(^^;)

坂本神社八幡宮 一ノ鳥居

坂本神社八幡宮 踏切





線路を過ぎると、巨木の後に社頭が見えてきました(^^)/

坂本神社八幡宮 社頭前





社頭前の右手には境内社の「秋葉社」と「御社宮社」がありました。その奥には池の中央に鎮座する「弁天社」がありました。

坂本神社八幡宮 境内社

坂本神社八幡宮 弁財天





境内入口にも「式内坂本神社八幡宮」と刻まれた社号碑があり、二ノ鳥居もあります。

坂本神社八幡宮 二ノ鳥居





社号碑の右側には手水舎がありましたので身を清めて中に進みます。

坂本神社八幡宮 手水舎





由緒板がありました。御祭神は誉田別尊(ほんだわけのみこと)と、大山祇神(おおやまつみのかみ)となるようです。また本殿に置かれた御神札には、帯中日子命の名も載っていましたので記述させて頂きます。

坂本神社八幡宮 由緒

「千駄林(千旦林)の地は 神坂峠を眼前に望む山麓に位し 岐蘇山道(中山道)要衝の地にして 人馬最も多く配備せる駅存在し繁盛す 往古より峠を越える旅人は恵那神坂の山霊を遥拝祭祀を行い道中無事を祈願せし地なりとす 坂本神社の名号之に由来す
 創建は大宝二年(702)にして 延長五年(927)醍醐天皇の勅命により撰進せる延喜式に美濃国恵穴郡三座中筆頭に坂本神社とあるは即ち当社なり
 祭神大山祇神は 天照大神の胞衣を恵那山に納められしと云ふ胞山(恵那山)の名称亦之に起源す
 八幡宮の呼称は天平九年(737)続日本紀に初見され 千駄林の住人星野久左エ門尉光重により九州豊前宇佐八幡宮より勧請奉祀す
 平安期以降 仏教の国教化に伴い本地垂迹思想(八幡神の本姿は阿弥陀如来)により神仏混淆盛んとなり 仏僧が神事を支配して明治に至る
 即ち観応三年(1352)壇那宗信 僧保沢 木彫り神像十三体(文化財指定)制作奉納せる中に 僧形二体を認むる外 別当に大智山願成寺之に当り 寛永享保の年間大龍院権大僧都快春なる住職 社僧として神社を支配す
 明治元年神仏分離令発布され明治六年廃寺となる 梵鐘は宮寺たりし嶺松山大林寺に納む その銘寛文六年(1666)丙午十月坂本神社八幡宮とあり
 天正二年(1574)四月 武田勝頼軍の東濃進攻の際戦火に因り本殿一宇を残し全て灰燼に帰し 社宝 神領 没収され社頭興廃その極に達せり その後徳川期に入り千旦林村領主山村甚兵衛侯等の図らいに依り 村民協力し改修復原 社威一段と昂揚 今日に至る」と、ありました。




太鼓橋の向こうには、三ノ鳥居があります。石段の上には四ノ鳥居となり、ここまで全て石製の伊勢鳥居でした。

坂本神社八幡宮 三ノ鳥居

坂本神社八幡宮 四ノ鳥居





境内に入り、四ノ鳥居の正面にあったのは縦に長い拝殿です。

坂本神社八幡宮 拝殿①

坂本神社八幡宮 拝殿②

坂本神社八幡宮 拝殿内





境内右手には「神馬」と「参集殿」です。社務所も兼ねてるのかな?

坂本神社八幡宮 参集殿





拝殿の奥にある本殿です。本殿手前には五ノ鳥居と、その奥に中門があります。

坂本神社八幡宮 五ノ鳥居

坂本神社八幡宮 本殿前





中門前に賽銭箱がありましたのでお詣りをさせていただきました<(_ _)>
奥にあった本殿には坂本神社と書かれた扁額がありました。中央に建てられた札に御祭神が三神書かれていました。

坂本神社八幡宮 中門

坂本神社八幡宮 本殿





中門の所に御朱印300円とありましたので、書き置きを1枚頂いて参りました。

坂本神社八幡宮 御朱印



御朱印
坂本神社八幡宮


場所:坂本神社八幡宮(中津川)


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