2022
08/23
火
前回は「多宝塔」まで紹介しましたが、続いてはその隣にありました「三十三所観音堂」です。この堂にお参りすると全ての三十三所観音霊場をお参りしたことになります。
入口は閉まっていましたので、お賽銭入れの穴から中を拝見させていただきました~ 大小あるのが気になりましたが、三十三体の観音さまが安置されていました。
「三十三所観音堂」の右隣にくっついていたお堂は何かわかりませんでした…
「三十三所観音堂」前から見た「本堂」です。「本堂」からは渡り廊下で左側の本坊である「円応院」にある庫裡に行けるようです。
「拝観受付」の札がある本坊への表門です。
奥の建物が方丈・庫裡の「円応院」になります。
京都府指定有形文化財の「本堂」正面です。御本尊は薬師如来ですが、札所本尊は聖観世音菩薩となるようです。西国三十三所観音霊場の第二十一番礼所となります。
本瓦葺き入母屋造りで三間向拝付きで、享保二十年(1735)の再建です。
入口前の縁側は派手な彫刻はありませんが、再建後でも約300年の風合いなどが感じ取れます。縁側天井は格天井、扉上には多くの額や扁額が掲げられています。
「本堂」の右側には、左に人が並んでいる所が「納経所」、右の寄棟屋根が「念仏堂」になります。今回も「納経所」にて御朱印をいただいて参りました。
「念仏堂」は本瓦葺き寄棟造りで、宝永二年(1705)の建立です。
この堂の御本尊は阿弥陀如来です。
「念仏堂」の前にありましたのは「地蔵堂」です。桟瓦葺き寄棟造りで、昭和初期の建立。
穴太寺はこれでお終いです。方丈の庭園は有料でしたので、時間の関係もあり見られませんでしたが、京都府指定名勝となっているので次回こそは見てみたいです(^^)/
西国三十三所の御朱印
場所:穴太寺



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