2022
06/24
金
「醫王殿」に続いては、『成田山新勝寺』(なりたさんしんしょうじ)の「平和大塔」から最後までを紹介します(^^)/
「醫王殿」の右横にあります「平和大塔」(へいわのだいとう)は、昭和59年(1984)に総工費約350億円で建立されました。真言密教の教えを象徴する塔で、総高は58m、1階は成田山の歴史展、写経道場各種受付があります。2階の明王殿には、大塔の御本尊不動明王、四大明王、昭和大曼荼羅、真言祖師行状図が奉安され、3・4階の経・法蔵殿には、信徒による掛仏、5階の金剛殿には五智如来が奉安されています。
1階より内部の見学をさせていただきましたが、当日は2階までとなっており3階から5階の見学はできませんでした。内部は写真撮影不可となっています。
1階受付で御朱印をいただいて参りました。
お参りは2階に上がり、賽銭箱の前でお参りをさせていただきました<(_ _)>
中央の御本尊不動明王像もそうですが、堂内の色鮮やかな装飾に驚かされました(^^;)
「平和大塔」の2階から見た「醫王殿」です。
下の噴水広場から見た「平和大塔」です。下から見上げると偉容さが伝わります。
そのまま「成田山公園」に入り散策途中に「御滝不動尊・洗心堂」がありました。
「この浄域には洗心堂(修行道場)を中心に雄飛の滝(右奥)と雌滝(左手前)が配され、滝の上部は御滝不動尊が奉安されています。二つの滝は深山幽谷より里への流れを表す公園の源流にあたり、自然の木々に包まれ、静寂の中、不動明王の大威神力とともに滝の音に心が洗われる霊地です。」とありました。
「成田山公園」には小川が流れ、池があり広大な敷地となっていました。
「成田山公園」の通路を行き先表示に従って歩いてくると「大本堂東翼殿」の東側に出てきました。
「東翼殿」の東側には八角形の形をした「聖徳太子堂」があります。中を見ることは出来ませんでしたが、外回りの煌びやかな装飾は「三重塔」や「鐘楼」のように色とりどりに飾られています。
「1992(平成4)年に建立、2007(平成19)年に修復されました。日本の仏教興隆の祖である聖徳太子の理念にもとづき、世界平和を願って建てられました。堂内には、大山忠作画伯の壁画が6面に渡り描かれてあり、聖徳太子像が奉安されています。」
「大本堂」を後に見て、いよいよ帰路に就きます。「仁王門」も石段の上から見ると屋根の張り出しがかなり大きく感じられます。
行きは全く気付きませんでしたが、「仁王門」の東側に「成田山水行道場」なるものがありました。「二宮尊徳翁開眼之地」と書かれた石碑もあります。
「水行場 天保六年(1835)建立 昭和四十一年改築、本尊に祈誓をこめて水行をするところであり、古くは道誉上人、二宮尊徳翁なども、ここの水に浴し貴い霊験を授かっている。」
これにて成田山新勝寺の報告は終わりです。
帰りは成田山表参道でお土産を買って帰りました~(^^)/
平和大塔でいただいた御朱印
今回はシンプルな御朱印帳も購入いたしました。
場所:成田山新勝寺(平和大塔)





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