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大人の事情 ~御朱印ライフ~

付き合いで始めた寺社(御朱印)巡り、今じゃ週末のライフワークになりました~♪

2022 03/31

[奈良県] 西国三十三所観音霊場 岡寺(龍蓋寺)


前回は三重塔までを見ましたが、
今回も『岡寺(龍蓋寺)』(おかでら(りゅうがいじ))になります(^^)/

写真は三重塔からの境内全景となります。手前左が前回見た「大師堂」、その奥に見えるのが「白書院」と「寺務所」です。意義奥にあります大きな建物が「本堂」となりますが、今回は本堂までを紹介させていただきます。

岡寺(龍蓋寺)② 三重塔より境内





三重塔の東側を更に上に登ると、上から境内を見下ろすことができます。山を切り開いて建立されたことがよくわかります。

岡寺(龍蓋寺)② 山複より境内





UPで見るとかなり伽藍が多いように見えますが、右奥の大きいのが「本堂」、その左に「開山堂」、開山堂後ろの横長の建物が「古書院」、その手前が「楼門」、手前左から「鐘楼堂」「休憩所」「納札所」となります。

岡寺(龍蓋寺)② 境内拡大





境内に降りまして前回見た寺務所の次にあったのは、書院に通ずる「楼門」です。奈良県指定有形文化財となっており、仁王門と同じ1600年頃の建立らしいです。

岡寺(龍蓋寺)② 楼門





続いては境内南側にある「鐘楼堂」です。厄除鐘として自由に撞くことができるようです。

岡寺(龍蓋寺)② 鐘楼堂





「鐘楼堂」の並びにあるのは「休憩所」と「納札所」になります。

岡寺(龍蓋寺)② 納札所等






「鐘楼堂」の真向かいには「開山堂」があります。多武峰妙楽寺(現、談山神社)より移築されたお堂で、元は護摩堂であったと伝わるようです。左側の札には「納骨回向堂」と書かれていますが、今はここで納骨された方はこのお堂で安置ご回向しているからのようです。

岡寺(龍蓋寺)② 開山堂





「開山堂」の隣にあるのは奈良県指定有形文化財の「本堂」です。

岡寺(龍蓋寺)② 本堂①





本堂の前には常香炉がありますので、線香の煙を体にかけてきました(^^)/

岡寺(龍蓋寺)② 常香炉





本堂より東の奥には「奥の院」がありますが、それは次回お伝えします。「奥の院」の手前には、龍蓋寺の由来となった池「龍蓋池」があり、その奥には1926年建立の「十三重石塔」がありました。

岡寺(龍蓋寺)② 龍蓋池

岡寺(龍蓋寺)② 十三重石塔





本瓦葺き入母屋造り唐破風向拝付きの「本堂」です。向拝には厄除け祈願のノボリも建てられています。本堂前には御本尊である「如意輪観音」の説明板がありました。

岡寺(龍蓋寺)② 本堂②

岡寺(龍蓋寺)② 向拝

岡寺(龍蓋寺)② 本尊説明

「当(當は旧字)山は白鳳時代天智天皇の勅願により、当時日本佛教界の第一人者義淵僧正の開基にして、人身一代厄除祈願の最初の霊場なり。
 現在の御本尊如意輪観音は弘法大師が三國の土を以て造顕せられし我國最大の塑像にて、その堂々たる麗容は厄除開運の守護尊として古来、岡寺信仰は広く尊崇せられ霊験愈々あらたなり。」と、書かれていました。





岡寺の公式ホームページでは「日本最大の塑像 岡寺大仏」とまで書かれています。重要文化財に指定されており、高さは4.85メートル、インド、中国、日本三国の土で弘法大師が造られた尊像で、如意輪観音としては最古の作品のようです。

岡寺(龍蓋寺)② 如意輪観音





御本尊の前にてお参りをさせていただきました<(_ _)>
お参り後は向拝東側にある納経所にて御朱印をいただいて参りました。

岡寺(龍蓋寺)② 向拝天井

岡寺(龍蓋寺)② 納経所


次回は、本堂の奥にあります「奥の院」の紹介になります。乞うご期待(^^)/



西国三十三所(第七番礼所)の御朱印と御詠歌の朱印です。
岡寺(龍蓋寺)② 西国御本尊

岡寺(龍蓋寺)② 御詠歌

御詠歌: けさみれば 露岡寺の 庭のこけ  さながら瑠璃の 光なりけり



場所:岡寺(龍蓋寺)


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