2022
02/19
土
今回は滋賀県近江八幡市に行ってきました。
まずは、琵琶湖畔にあります『長命寺』(ちょうめいじ)です(^^)/
参道前の道路からです。参道左側に駐車場がありますが、数台しか駐められないので山の中腹にある駐車場に駐めて、歩いて降りてきました。
参道入口です。参道右手にあるのは「穀屋尼寺(コクヤアマデラ)」と言うそうです。特に長命寺とは関係がないようです。
入口前の道路は左に行くと中腹まで車で行くことができます。
石段手前には「西国三十一番礼所 長命寺」と刻まれた寺号碑がありました。
本堂までは808段あるので、覚悟を決めて登ってきました~(^^)/
石段の途中には変わった形をした鳥居や、長命寺の塔頭だった「禅林院(跡)」の祠がありました。
石段の途中にありました駐車場です。ここにも大きな寺号碑に「西国霊場第三十一番 姨綺耶山長命寺」と刻まれていました。山号は「いきやさん」と読みます。
駐車場からまだ石段を上ります。この辺ではかなりエラかったです(-_-)
808段あったかどうかわかりませんが、漸く境内入口に到着です。入口には扉はありませんが、控え壁付きの門がありました。
門をくぐってすぐ右手に手水舎があったので、身を清めました。
左手には「書院」がありました。「長命寺書院」の札も入口に掲げられていました。
まだ石段を上らせるのか… 見えている建物が「本堂」になります。
石段を上り切ると正面に「三重塔」が見えました。左の大きな屋根だけ見えるのが「本堂」です。
右手にありました、宝形造りの建物は「納札堂」です。内外とも格天井まで千社札で覆い尽くされていました。
更に高い位置にある濃い朱色の「三重塔」です。空の青さと山の緑に囲まれ神々しさまで感じます。
「三重塔は元応十二年(1320)に竣功の式が執り行なわれ、佐々木時信がこれを祝して馬一疋を奉加した。
永正十三年(1516)の焼失後、天正十七年(1589)から慶長二年(1597)にかけて再建されたことが、昭和三九年(1964)の解体修理により判明している。
三間三重塔婆、柿葺で、各重とも高欄付の縁を廻し(初重四隅のみ擬宝珠付)、外部は総丹塗である。高さは24.35メートルで、県内に現存する三重塔七基の内、二番目の高さを誇る。初重内部は四天柱で内外陣に分けられ、四天柱内一杯に須弥壇が築かれており、本尊の大日如来坐像、四天王立像(全て市指定文化財)が安置されている。
塔全体で余裕ある形態を持ち、比較的遺構の少ない桃山時代の塔として貴重な遺構である。」
と説明板に書かれていました。
左右からの三重塔全景です。
今回はここまでです。次回は本堂の紹介となりますので、乞うご期待を(^^)/
御朱印は長命寺の御本尊千手観音で、西国三十三所の御朱印となります。
場所:長命寺





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