2021
09/12
日
同じ場所を長々とブログに上げさせていただいていますが、
『三井寺(園城寺)』(みいでら(おんじょうじ))の第5回目です。
前回の観音堂その1の続きとなります(^^)/
写真
は観音堂(礼堂)の右斜め前からの全景です。

向拝には大きな銅鑼(ドラ)が吊られていますが、賽銭箱のある場所は外陣の奥にありますので、中でお参りをします。
外陣には絵馬や額が所狭しと掲げられています。
外陣の右奥に納経所がありましたので、そこで今回は西国三十三所の御朱印を2枚(御詠歌共)いただきました。
観音堂の正面にありましたのは「絵馬堂」です。今はベンチが置かれ休憩スペースのようになっています。
絵馬堂は桟瓦葺き入母屋造りで市指定文化財です。寛政十三年(1801)建立となっており、これでも200年前と驚きました(^^;)
絵馬自体は絵が劣化して見えなくなったのか、絵は取り外して額だけが残された状態なのかはわかりません。
絵馬堂の横には売店がありました。力餅が有名なのかな?とも思いましたが別のお土産を買いました(^^)/
観音堂の東側には石段があり、外から直接入れる入口があります。当然ながら入口には入山受付があり、そこからは外に出ると中に戻れないようでしたので、Googleマップのストリートビューをお借りしてきました。
西国第十四番 三井寺の寺号碑もありますね~(^^)/
その長~~~~い石段を登ると、途中の踊り場に「世継地蔵堂」がありました。この地蔵堂は文政二年(1819)の建立で市指定文化財となっています。
観音堂境内の
広角レンズによる全景です。1枚目は右から観月舞台、百体観音堂、鐘楼、観音堂書院となります。

2枚目は左から手水舎、観音堂(礼堂)、観音堂書院となります。
鐘楼と観音堂書院です。書院では展覧会などが催されるようです。
鐘楼は県指定有形文化財となっております。
手前にあった説明板には下記のように書かれていました。
「鐘楼は園城寺南院礼所伽藍の一つで建立年代は棟札により文化十一年(1814)に上棟したことが知られる。
正面三間、側面三間で袴腰付の立の高い本格的な鐘楼で屋根入母屋造り檜皮葺である。組物は尾垂木を用いない三手先で中備えは蟇股または蓑束で飾る。腰組も三手先をし、簀縁に高欄を廻す。
この鐘楼は総欅造りでまとめ、正規の手法を用いた十九世紀はじめの鐘楼として見るところが多い。」
大悲殿と書かれた西国三十三所の御朱印です。
大悲殿とは観音さまを安置するお堂のことをいいます。
場所:三井寺観音堂





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