2021
08/08
日
浜松八幡宮に続きましては、『五社神社・諏訪神社』(ごしゃじんじゃ・すわじんじゃ)に行きました(^^)/
社号碑は「五社神社 諏訪神社」の文字が刻まれ、それぞれの神紋があります。後にあります由緒に書かれていますが、隣接して鎮座していた五社神社と諏訪神社は、昭和20年戦禍により灰燼に帰し、昭和37年に両社合祀し発足しております。
朱色の鳥居は一般的な明神鳥居です。扁額も2社が並列に記されています。
五社神社の御祭神は太玉命、武雷命、斎主命、天児屋根命、姫大神(相殿:応神天皇、舎人親王、菅原道真公、徳川家康公)諏訪神社の御祭神は建御名方命、八坂刀売命、事代主命(相殿:徳川家康公)となります。
それぞれの神社の由緒は、
五社神社
「國主久野越中守曳馬城(浜松城)内に奉斎す。徳川家康公浜松城に入り天正七年四月七日秀忠光城内にて誕生、産土神として崇敬し、天正八年常寒山(現在地)に社殿建立遷座す。寛永十一年家光公上洛の節社参奉幣三百石の朱印を奉る。大正三年国宝建造物に指定せられる。」
諏訪神社
「坂上田村麻呂東征の砌奉斎す。徳川家康公尊崇し社殿を造営し、家光公更に現在地に遷座し朱印三百石を奉る。昭和十三年国宝建造物に指定せられるも、昭和二十年戦災に依り五社神社と共に悉皆焼失せり。」
鳥居をくぐったすぐの右手に「光海霊神の碑」(うなてりのみたまのひ)がありました。
五社神社神主・森暉昌大人の諡号(しごう:貴人や高徳の人に、死後おくる名前。おくりな。)を「光海霊神」と称すようです。
社務所です。1枚目の授与所の所で御朱印を書いていただきました。
玄関は唐破風の屋根が付いて豪華です。
朱色に塗られた豪華な手水舎です。コロナの関係もあり、水は出ていません。かわりに消毒液が置かれておりそちらで対応しました。
石段を上がると拝殿のある広い場所になります。左側には境内社の「稲荷社」です。その奥には「儀式殿」がありました。
両側に翼廊の付いた横に長い拝殿です。拝殿は銅板葺きの入母屋造りで、朱色に塗られているなど「春日大社拝殿」のようです。
拝殿(向拝)にてお詣りをさせていただきました<(_ _)>
向拝から境内を見ると、静岡県で一番高い「浜松アクトタワー」と高層ビル群が見えました。
拝殿の北側には「神輿庫」があります。その左隣に「本殿」がありました。小さくて見えにくいですが、銅板葺き流造となっており、虹梁や蛙股の彫刻はカラフルな装飾が施されていました。
御朱印
場所:五社神社・諏訪神社





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