2021
05/05
水
前回の続きで、『舘山寺』(かんざんじ)の後半をお届けします(^^)/
まずは、売店(社務所)の横にあります「大梵鐘」です。鉄筋コンクリート造の建物に、大梵鐘用に頭一つ飛び出した場所を造って見晴らしのいい場所に取り付けられています。
1階の上り口に「舘山寺大梵鐘」と書かれた看板がありました。
湖上30mにある梵鐘は静岡県下最大級と書かれていました。
最上階まで上がった場所にあった看板には「志納金1打100円」で梵鐘を撞けるようです。志納金100円置いてきましたが、恥ずかしかったので鐘を撞くのはやめました(^^;)
先程の看板にありましたが、奈良~平安時代頃から受け継がれている大梵鐘だそうです。
1枚目には真ん中に天女が描かれており、下のヤカンはなんだろう…(^^;) 2枚目には縁起か何かが細かく書かれています。ん?あれ?昭和五十三年十二月吉日と書かれてるぞ??

舘山寺本堂の屋根が見えるのは西側となります。大きな銅板葺き入母屋造りの屋根は緑青が出て雰囲気が最高にいいです。奥に見えるのはもちろん浜名湖ですが、向こう岸は薄らとしか確認できません(^^)/
舘山寺本堂と愛宕神社の間にありました階段から「穴大師」のある所に登っていきます。
山道途中に「舘山寺穴大師」の看板がありました。山の斜面をくり抜いた場所に屋根付きの小屋が入口にありました。中には絵馬が掛けられています。
「約1500年前の横穴式古墳で、遺骨を置く玄室と、外部に通ずる廊下(羨道)からなる。寛政年間(1789~1800)版行の東海道名所図絵にも、火穴としてこの古墳が紹介されている。
弘法大師が各地を遍歴しておられたとき、館山に立ち寄られ洞穴を見つけ、そこで三十七昼夜修行された。そのお礼にと舘山寺を開創された。奥には、自作の弘法大師の石仏が安置されている。昔より穴大師とよばれ、心願成就のお大師様として信仰されているが、特に眼病平癒に関しては功徳がはかり知れないといわれています」
と入口看板に書かれていました。
中に入ると一番奥にロウソクの灯りがついており、その奥に弘法大師の石像が安置されていました。廻りはよく見ると大きな岩が積み上げられているようです。
最後は、愛宕神社から更に西側にある山道を登っていくと、山頂に大きな観音立像が見えてきます。
舘山寺聖観音菩薩は像高16mもあるのでもう大仏です。昭和10年(1935年)建立と80年以上前に造られていますが、お顔が安倍前首相に似ていると有名になったこともあるそうです。
以上で舘山寺の報告は終わります。
書き置きの御朱印ですが、大観音の御朱印があったのでいただいて参りました。
場所:舘山寺






この記事と関連する記事
AFTER「[静岡県] 雷の神様を祀る 曽許乃御立神社」
BEFORE「[静岡県] 浜名湖のパワースポット 舘山寺1」
COMMENT