2020
12/16
水
今回は久しぶりに地元である岐阜県多治見市笠原町に鎮座する『笠原神明宮』(かさはらしんめいぐう)に行きました(^^)/
笠原町は窯業の町として、美濃焼・モザイクタイルの生産が有名で、モザイクタイルの生産量は日本一です。近くにモザイクタイルミュージアムがありますので併せて見てくるとイイと思います。
南側の入口から入って境内の中に
駐車しましたが、神社入口は東側にありました。

「笠原神明宮」と刻まれた社号碑が右側にありますが、1枚目の
写真で左側には「神明神社」と刻まれた石碑があります。昔の社名なのかな?

石碑の後ろに灯籠があり、続いて石製の鳥居がありました。
鳥居の右手には由緒が書かれていましたが、字が薄くて読めなかったのでホームページからの引用となります(^^)/ 御祭神は天照大神となります。
「当宮創建については、寛政五年(一七九三)七月御炎消とあり、棟札その他殆ど消失、同六年八月再建。再建棟札に「抑当社と申し奉り候者今年迄凡そ四百数十歳以前近江国養界聖人此の所に始めて神明宮を建立し給ひ」とあり、推考するに南北朝頃に社殿が創建されたものか不詳である。江戸期以降の棟札から本殿・末社葺き替えが繰り返され、昭和三十四年九月伊勢湾台風により甚大な被害を受け、本殿裏の杜が壊滅、社殿への被害大きく、氏子浄財により昭和四十六年四月二十六日、鉄筋コンクリート造社殿に再建。同六月十九日、伊勢神宮より御神宝下賜。昭和六十一年十一月二十日、社名を「笠原神明宮」に改称。現在に至る。」
鳥居の左には「神明宮の文化財」の説明が書かれていました。「四角型丸竿灯籠」や「手洗石」の紹介も後でおこないます(^^)/
鳥居をくぐると真ん中に高木が立っており境内参道が二手に分かれていました。
境内の広い場所は右側が
駐車スペースになっています。

左側は社務所で、正面は社殿(拝殿)となります。
社殿手前の左手には鉄筋コンクリート造の大きな手水舎がありました。
社殿(拝殿)も鉄筋コンクリート造になっています。笠原の町らしく社殿手前の階段や拝殿正面の入口際の壁はタイル貼りとなっていました。
社殿手前の右手には先程の文化財でありました、左側2つが「四角型丸竿灯籠」のようです。正徳三年(1713)花崗岩製で、市内で年代の判明している中でも古い石灯籠のようです。
手水舎の近くに「神明宮」の文字が刻まれた「手洗石」がありました。奉納年が寛延二年(1749)となっていました。
社殿の左側壁面には陶板タイルで描かれた神馬のレリーフがあります。『神馬 天空に駆ける』は山内逸三 作で、昭和46年、笠原神明宮竣工にあたり、総代の山内氏による信仰心の込められた作品となります。
レリーフの前には境内社が鎮座します。
右から津島神社、八幡神社、天神神社、八王子神社となります。
拝殿向拝にてお詣りをさせていただきました<(_ _)>
拝殿内の階段横に「陶製狛犬」が奉納されていますが、焼き物の町らしく3対が文化財に指定されています。
先程の社務所にて御朱印を書いていただきました。
御朱印
場所:笠原神明宮


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