2020
12/01
火
前回の続きとなります、『籠神社』(このじんじゃ)の神域からです(^^)/
玉垣がある神域への入口として木製の二の鳥居があります。
鳥居をくぐり、左右には屋根がある場所に保護された狛犬があります。鎌倉時代の作で重要文化財に指定されているようです。
「伝承によると、作者の一心で魂の入った狛犬が、天正年中不意に天橋立の松林に出現して、元伊勢詣りの参拝者や通行人を驚かした。偶々(たまたま)親の仇討ちにひそんでいた岩見重太郎が之れを聞いて鎮霊を決意し、一夜待ち構えて音の方向に剛刀を一閃したところ、石の狛犬の前脚が切れて出現が止んだと云う。以来社前に還座して専ら魔除の霊験が聞こえたと伝えられる。
他所と違い、胴と脚がどっしりして、日本化された狛犬の最大傑作と云われる。」
と由縁が書かれていました。
正面の神門です。菊花紋章の白幕が掛かっています。脇塀も付いて立派な門です。
銅葺き屋根には内削ぎの千木と6本の鰹木が伺えます。
この神門から先は一応
撮影禁止
と言うことだったので、最初は自重していましたが、勝手に
写真を撮っている人があちこちに伺えたので、しれっと撮ってきました(^^;)



正面が拝殿になります。檜皮葺の屋根は苔でうっすら緑色となっていて趣が感じられます。
神門左手には社務所がありました。が、御朱印もらえるのはここじゃなく拝殿横にある授与所のような場所でした。
神門右手には「青龍殿」となります。まだ新しい建物で、祈祷や結婚式など儀式全般を行うための施設らしいです。
西の入口(鳥居がある)近辺からの全景です。奥の建物が拝殿です。
一番左の青銅製が「倭宿禰命像」(やまとのすくねのみことぞう)です。倭宿禰命は、その彦火明命を丹波国造の祖として籠神社の宮司家を直系で世襲してきた海部宮司家(あまべぐうじけ)の四代目とされます。
境内社の一つ真名井稲荷大明神のノボリがある「真名井稲荷社」です。
その奥に3社ある境内社は左から猿田彦社、春日社、天照大神和魂社になります。
拝殿の後ろに見えるのが、檜皮葺き神明造りの本殿です。
拝殿を右手から
撮っています。右手の小さい祠が境内社の恵美須社です。

拝殿前からは
写真が撮れませんでしたので、ちょっと離れた位置からです(^^;)

拝殿にてお詣り後、左横の授与所にて御朱印を書いていただきました<(_ _)>
御朱印
この後、500mほど山手の奥宮である「真名井神社」に行きましたが、次回報告させていただきます(^^)/
奥宮参拝後に向かいましたのは、
当然「天橋立」ビューポイントである傘松公園です(^_^)v
籠神社の西鳥居から出て左に進むと「府中駅 天橋立 ケーブルカー・リフト」がありますのでここから上に行きます。
ケーブルカーかリフトで上に上がれるので、もちろん時間待ちの少ないリフトで向かいました(^^)/この右側にケーブルカーが通っています。時間は10分ほどなので、天気がいいと気持ちがいいです。
朝の段階の天気では、この絶景は
撮れなかったですが(^^;)
晴れて良かった~


場所:傘松公園





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AFTER「[京都府] 籠神社の奥宮 真名井神社」
BEFORE「[京都府] 日本三景天橋立と丹後国一之宮 籠神社①」
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