2020
11/26
木
智恩寺のお参り後は日本三景の一つ『天橋立』(あまのはしだて)を渡ります。
朝は
日も差し非常に天気が良かったんですが、智恩寺のお参り中にどんどん
雲行きが怪しくなってしまいましたので、青空のない天橋立になってしまいました…(T_T)


1枚目は宿泊した「対橋楼」の部屋から
撮った天橋立南口にある「廻旋橋」です。この橋は読んで字のごとく旋回する橋になります。

朝のうちはまだ晴れていた廻旋橋


「廻旋橋」ですが、橋の欄干には「小天橋」と書かれていますので、正式名は小天橋のようです。廻旋橋は通称なのかな?
日本三景の一つに数えられ、文化財として特別名勝に指定されている天橋立は、ほとんどが松並木となっています。
天橋立はその景観から、与謝野寛・晶子に詠まれるなど、多くの歌人に影響を与えているようです。
「名勝 天橋立」の石碑がありました。
「天橋立神社」です。お詣りしてきました<(_ _)>
海に囲まれていますが、真水であることが有名な「磯清水」です。
名水百選となっているようです。
至る所に名前の付けられた松があります。写真は「千貫松」と書かれた巨木です。
廻旋橋から松並木終点までの距離は、約2.6kmあるのでいい運動になりました(^^)/
松並木を抜けた海岸からの天橋立です。もうちょっと天気がいいと映えるのに…(^^;)
観光船のりば一の宮駅を過ぎると「成相山」を背に鳥居が見えてきました。
山の頂上は「傘松公園」があり、ケーブルリフトが見えます。
続いては丹後国一之宮で元伊勢になります『籠神社』(このじんじゃ)になります(^^)/
神社に着いたら
晴れ間が出てきました


社号碑には「元伊勢大神宮籠之宮」と刻まれています。
真新しい太鼓橋を渡り、石製の靖国鳥居である一の鳥居をくぐって参道を進みます。元伊勢なのになんで伊勢鳥居じゃないんだろう??
参道の突き当たりに見えるのが「神門」です。
玉垣の手前に大きな手水舎がありましたので、身を清めてお詣りに進みます。
手水舎の向かいには籠神社の由緒が書かれていました。
「神代の昔より奥宮眞名井原に豊受大神をお祀りして来ましたが、その御縁故によって祟神天皇の御代に天照大神が大和国笠縫邑からおうつりになり、之を吉佐宮と申し、豊受大神と共に四年間お祀り致しました。
その後天照大神は垂仁天皇の御代に、又豊受大神は雄略天皇の御代にそれぞれ伊勢におうつりになりました。それに依って當社は元伊勢と云われております。
両大神がおうつりの後、天孫彦火明命を主祭神とし、社名を籠宮と改め、元伊勢の社、又丹後国一之宮として朝野の祟敬を集めてきました。」
玉垣より中はより一層神聖な場所になりますが、ここより先は次回に報告致します。
今回は「雪舟生誕六百年」を記念して、記念御朱印が出ておりました。
雪舟による水墨画「天橋立図」は国宝に指定されています。その天橋立図には籠神社に朱を入れて重要性を持って描かれているようです。赤丸の部分が籠神社で朱に描かれています。
場所:籠神社





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BEFORE「 [京都府] 知恵の文殊様を祀る 智恩寺」
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