2020
06/23
火
入口に寺号標は見当たらず、白い看板に「浅井氏三代の祈願寺 びわ湖百八霊場 真言宗豊山派 如意輪山 小谷寺」と書かれています。
この後に登る小谷山頂にありました「小谷城」は浅井氏築城で、その浅井氏の祈願寺だったようです。築城時に現在の場所に移転したようです。
参道も麓近くになると、かなりの太さの樹木が並びます。
霊場の名前が書かれている看板の右手に「小谷神社」がありました。この小谷神社も小谷城本丸尾根の山頂部山王丸に祀られていたようです。
左側には鐘楼があります。「小谷寺梵鐘」として看板に承応四年(1655)の制作と書かれていました。結構古いですねぇ~(^^)/
鐘楼の先に門がありましたが、小谷寺のホームページには屋根も脇塀もあるんですが、台風か何かで飛んじゃったのかな???(^^;)
昔の境内図のようです。今は庫裏などないようですが、伽藍も結構まとまって大きかったようです。
「寺伝によれば、神亀五年(728)泰澄により開基、常勝寺と称し、小谷山に建てられた修験道場のひとつであった。
浅井亮政が小谷築城後、深く帰依し、小谷寺と改称、以後三代の祈願時となる。
もと北谷にあり、落城の際全焼。その後、豊臣秀吉、徳川家康より寺領四十四石の朱印を受け再興した。古様を有して名高い本尊如意輪観音、孔雀紋馨(重文)、両界曼荼羅などすぐれた寺宝が多い。」
と縁起が書かれておりました。
参道の先に見えるのは、ホームページでは「本堂」になります。先程の境内図では「観音堂」になっていました。
左手に「寺院事務所」と書かれていましたが、無人でした。どうやら、新型コロナウィルス感染防止のため、六月末日まで寺院行事を停止しているようです。。。(-_-)
本堂の手前には石仏群と地蔵菩薩が祀られている小さな祠がありました。
入母屋造り板金屋根の本堂の正面全景です。
山の高木の隙間を縫って差し込む木漏れ日が、本堂を照らし神々しく映しています。
御本尊は如意輪観世音菩薩になります。
本堂向拝にてお参りをさせていただきました<(_ _)>
お賽銭箱の上にありましたケースの中に各霊場の御朱印が書置きでありましたので、300円を入れいただきました。
本堂横に看板があり、ここより奥に戦国武将の「浅井長政公之塚」があるようです。時間がなくていけませんでしたが…(^^;
本堂(観音堂)の向こう側にある赤い屋根の建物は、境内図では「護摩堂」ですが、今は使われていないようです。
梵字に力があります、びわ湖百八霊場第三十七番の御朱印(納経印)です。
場所:小谷寺
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BEFORE「[滋賀県] 豊臣秀吉築城の長浜城」
COMMENT
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No.17 No title
コメントありがとうございます(^^)/
当日は天気が良くて、30℃位まで気温が上がってたので、めちゃくちゃ日焼けしました(^^;
境内は伊勢神宮張りに巨木がたくさんあってすごく雰囲気が良かったです(*'ω'*)投稿者:akino1942 2020/06/24 (水) 22:37
No.16 No title
なんか風情あるお寺さんですね^^
しかも青空で お天気が良いので
気持ちよさそう!
同じ名前の神社も残っているのが
とっても良いですね(*'▽')