2020
03/08
日
今回は、地元岐阜県の多治見市にある『白山神社』(はくさんじんじゃ)です。昨年多治見市の寺社巡りをしたときには、まだ御朱印がなかったんですが、あるという情報を得まして訪問させて頂きました(^^)/
JR多治見駅の北側に鎮座し、すぐ近くには昨年夏に伺った「安養寺」もございます。
石柱の社号標には、「白山神社」と達筆に彫られています。
御祭神は菊理媛命(くくりひめのみこと)、伊弉諾命(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の三柱になるようです。
一の鳥居の手前にも社号碑がありますが、そこには「金弊社 白山神社」と岐阜県独自の社格が刻まれています。
太い注連縄がある一の鳥居の柱に「御即位紀念」と刻まれています。年代的には昭和天皇の即位くらいの時代感でしょうか?(^^;)
「白山神社遺跡」の看板が立っていました。境内一帯が縄文時代の集落だったようで、石器や土器などが出土したようです。
参道の中程には狛犬と鳥居があります。
後ろに見えるビルにも白山の文字が入っていました(^^)/
手水舎がありましたので、身を清めて進みます。
二の鳥居です。こちらはまだ新しそうです。
二の鳥居を過ぎた右手に境内末社のお社がありました。「稲荷大社・秋葉神社・出雲大社・恵比寿大神・津島神社・金刀比羅宮・天照皇大御神」が祀られています。
社殿正面です。銅板葺き入母屋造り、唐破風の向拝付きです。鉄筋コンクリート造ではなんとなく味気ないですが、下に書いた縁起にもあるように、放火により再建しているので仕方ないですねぇ(o´_`o)ハァ・・・
神徳縁起
「創立の年代については詳らかではないが、当神社の境内からは、縄文・弥生の土器・石斧・石錐等が出土しており、古代から開拓された土地柄から見て、恐らく古くからこの土地の氏神として鎮祭されたと推定され、社歴の一端に寛文七年(AD1667年)二月再建の棟札を所蔵している。
こうした地域の伝統から、氏子の崇敬心はきわめて厚く、多治見駅北口の発展とともに、神社の造営気運も盛り上がり、昭和十三年頃から順次整備がすすめられた。
昭和三十四年の伊勢湾台風の被害を受け、社殿及び境内木に甚大なる被害をうけたが、氏子はこれにめげず、社殿の修復境内の整備に努めた。
然るに昭和四十七年四月、放火の炎にて社殿烏有に帰したので、本殿社務所の造営事業を興し、加賀白山本宮より御分霊を奉迎して、昭和四十九年十月再建遷宮宮祭を執行し、神威いよいよ高く仰ぐに至った。」
秀吉の家紋である「五七桐」の神紋が入った御幕のある向拝にて、お詣りをさせていただきました<(_ _)>
境内左手にある社務所です。社務所は瓦葺きですが、庫裡玄関は銅葺きでした。左側の授与所にて御朱印(書き置き)をいただけます。
御朱印
場所:白山神社(多治見市)



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