2020
02/25
火
今回は、名古屋市西区に鎮座する『伊奴神社』(いぬじんじゃ)から訪問です(^^)/
境内北側にある
駐車場に
車を停め、境内南側道路沿いにある入口に来ました。入口の東側にも
駐車場があったのでそこに
駐車すれば良かったです。。。




参道から
車は入れません。小ぶりですが、石製の伊勢鳥居があります。

こちらも小ぶりですが、社号碑には「式内郷社 伊奴神社」と刻まれています。
鳥居の扁額には金文字で「伊奴神社」と書かれていました。お正月に張り替えられたであろう注連縄が綺麗です。
石畳の参道はとても綺麗で、参道脇の紅い藪椿が花を添えています。
東側の
駐車場にあった案内板に伊奴神社の説明が書かれていました。御祭神は素盞嗚尊(すさのおのみこと)、大年神(おおとしのかみ)、伊奴姫神(いぬひめのかみ)の三柱になります。御由緒は、

「延喜式には『尾張国山田郡伊奴神社』と記載されている式内社で、第四十代天武天皇の御代(673年)、この稲生の地でとれた稲を皇室に献上した際に神様を祀り社殿を創建したものと伝えられる。」
と書かれており、1330年余の歴史を持つ名古屋でも有数の古社なようです。
境内手前に反り橋があり、境内入口に石製の「二の鳥居」がありました。
境内左手に入母屋屋根の手水舎がありましたので、身を清めます。
身を清めて参道に戻り、右手に境内社の「玉主稲荷社」がありました。
玉主稲荷社は商売繁盛にご利益があるようです。
参道の突き当たりに、尾張地方に多い「蕃塀」がありました。
銅板葺き木軸で雰囲気がいいです。
その蕃塀に立てかけられていましたのは「参拝案内図」です。参拝順路が書かれていましたので、そのようにお参りを進めました。
蕃塀の左側には、こちらも境内社の「白龍社」がありました。心願成就・金運招来にご利益があるようで、お参りに待ちができていました(^^;) 白龍社の横には樹齢800年の「椎の木」の御神木が参拝者を迎えてくれます。
白龍社を過ぎると拝殿前の広い場所に出ました。
拝殿前の右手には、屋根の反りが美しい切妻造りの「絵馬殿」です。毎年正月に干支の描かれた絵馬が奉納されており、最奥には平成18年の戌年に奉納された「犬の王」の大絵馬がありました。
拝殿手前に「犬石像」があります。表題にある"犬伝説"について書かれていました。
犬石像の由来
「昔、庄内川がよく氾濫して困っていた。ある時村人が山伏をもてなし訳を話したところ御幣を立て、お祈りをしてくれた、するとその年は洪水がなかった不思議に思った村人が開けてはいけない御幣を開いて見ると"一匹の犬"の絵と"犬の王"の文字が書いてあった。次の年は又洪水になった。
再び山伏が来たのでお詫びをしたところ「御幣を埋め社を建てて祀れ」と教えられた。
これが「伊奴神社」の始まりと伝えられ以後災難除けの神様として崇められて来た。
御祭神「伊奴姫神は安産・子育の神」であり、犬は安産するところから犬の石像を奉献する。」
ペットである犬の祈願に訪れる人も多いようですが、神社は聖域ですのでペットは入れませんので注意して下さいね~(^^)/
桟瓦葺き入母屋造り、流造で向拝付きの拝殿にてお詣りをさせていただきました<(_ _)>
神明造りの本殿と藪椿がコラボしてました(^^)/
令和に改修され真新しい社務所です。
授与所にて正月限定、金地の御朱印を頂きました~(^^)/
場所:伊奴神社



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