2020
02/19
水
南側の薬医門である山門から中に入ります。建造はまだ新しいようですが、桟瓦の先一枚ごとに"○大"と入っています。
山門の右側には「恵比寿大黒殿 大徳院」と刻まれた寺号標があります。山号は鳳凰山と聞きましたので、甚目寺の塔頭なのかな?(確認はできていませんが(^^;))真言宗智山派の寺院となります。
山門の扉に彫られた彫刻が面白かったので撮ってきました(^^)/ 大黒天が持っている宝袋をイメージしてるんだろうと思います。反対側は「打ち出の小槌」でした。
正門に比べてちょっと小ぶりですが、甚目寺側にある西門になります。
西側の道路から見た本堂の西面です。
後ろにある銅板葺き方形屋根の建物は何なんでしょうか?
西門から入った所に手水の水盤がありましたので、身を清めます。
いい形の本堂です。大屋根は本瓦葺き寄棟造りですが、南面の軒下全体に銅板葺き流造りで、正面の向拝部分のみ唐破風屋根となっている、ちょっと複層した構造です。
御本尊はタイトルにあるように「恵美須天と大黒天」になります。
「当寺は、西暦598年(推古天皇6年)に創建されました。その後、西暦1196年(建久7年)に地域住民の加護と繁栄を祈念するために源頼朝により当寺に恵比寿天と大黒天のニ尊像を奉安されました。それにより五穀豊穣・漁業繁栄の祈願所として深く信仰を集め、各地より参拝されるようになりました。
西暦1607年(慶長12年)、飛騨の大工の左甚五郎が当寺へ参拝したときに、本尊の霊姿に深く感動し、その威徳にすがって数カ月滞在し、お礼のしるしとして二天像を彫刻して住職に寄進しました。これが現在の本尊だと伝われています。」
~大徳院ホームページより抜粋~
西側の本堂際より境内全景です。綺麗に整備されています。
本堂正面に鎮座する、「恵比寿大黒天」です。女性は右の"えびす天"に、男性は左の"大黒天"に願掛けをするといいようです。
えびす大黒天の両際には「宝篋印塔」も建っていました。
反対側から見た本堂です。唐破風の鬼瓦には"大"の字、下の懸魚(げぎょ)には"大黒様"の彫刻が飾られていました。恵比寿様がいないけど…
五色幕がある本堂前向拝にてお参りをさせていただきました<(_ _)>
山門前から建物の全景と、境内の全景になります。
本堂の右手にありました納経所にて納経印をいただきました。
御朱印(納経印)
場所:大徳院



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