2020
02/10
月
丸岡城を出たときは
晴れていたんですが、次に向かった場所『一乗谷城』(いちじょうだにじょう)に着いたときには
小雨の降るあいにくの天気となってしまい、今回クチコミで評価の高いこの場所に来るのが一番の楽しみだったのに…(´д`)ガックシ


後ろの一乗城山(いちじょうしろやま)を背景に、
駐車場から「一乗谷朝倉氏遺跡」(いちじょうだにあさくらしいせき)のある場所を臨んでいます。

遺跡のある場所へは、一乗谷川に架かる「おやかたばし」を渡り、用水路脇に整備された小道を通って進みます(^^)/ 晴れてたらどれだけ美しさが増しただろうか。。。
「朝倉館跡」の正面に着きました。「特別史跡 一乗谷朝倉氏遺跡」と刻まれた石碑がある場所に唐門があります。この唐門は朝倉氏の遺構ではなく、朝倉義景の菩提を弔うために建てられた松雲院の寺門として造られたと伝わっています。
唐門の棟には、朝倉家の「三ツ木瓜」の家紋があしらわれていました。
唐門横の説明板には、
「一乗谷朝倉氏遺跡の中心はここ朝倉氏館跡である。 この遺跡は東の台地に寺院を建て、庭園を築き北と南に上下の城戸を固め、平地には武家屋敷を谷間には下級武士の住居を配し、また東西の峯々に見張櫓を設け東の山頂には城を構えた広大なもので中世豪族の城館の模様を今日までよく残している。」 と、書かれていました。
五代当主朝倉義景が暮らした「朝倉館跡」です。平坦地には10数棟の建物が建ち並んでいたようです。庭園のある高台から見ると大きさがわかります。
朝倉館跡の西側に、「五代義景公墓所」がありました。
一乗谷朝倉氏遺跡のある場所は、「特別史跡」となっていますが、庭園は「一乗谷朝倉氏庭園」として国の特別名勝に指定されています。
その一つの「湯殿跡庭園」になります。館跡を見下ろす高台にあり、荒々しい石組みを多く使った古い庭園になります。
「中の御殿跡」になります。朝倉義景の母高徳院の屋敷跡だそうです。
右に忠魂碑、その横に「朝倉神社」と書かれたお社がありますが、朝倉家の霊を祀っているのでしょうねぇ。左側は忘れましたが、お地蔵様でも祀られてたのかなぁ…
一乗谷朝倉氏遺跡の後は
駐車場に戻り、
駐車場横にある城下町の復原町並を見ます。
写真の観光案内所兼売店が入口です。



有料となっていますが、大人220円ですので気軽に入れます。
明智光秀「雌伏の地」(しふくのち)と書かれたノボリがありますが、ここで実力を養いながら活躍の機会をじっと待っていたのでしょうか?
観光案内図がありました。「復原町並」を見て、最後にちょっと遠いですが、案内図の左上の方にある「福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館」に行きます(^^)/
「復原町並」の北側には「武家屋敷」跡としてしっかりと遺跡が残っています。
「復原町並」は街並みだけでなく、中には家具やマネキンまで用意して、その当時の様子を再現していました。
「復原街並」の最後には休憩所があり、中では城下町の町並みを再現した模型も展示されていました。
最後に、2㎞くらい離れていたでしょうか?「福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館」に行きました。中では朝倉氏にまつわる数々の遺物や文化財が展示されていました。
登城印は「復原町並」の入場口にて300円でいただけます。
場所:一乗谷朝倉氏遺跡(一乗谷城)



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