2020
01/05
日
今年(2019年)2度目の京都となりました、目的はズバリ「紅葉」です。
紅葉が綺麗だという「哲学の道」をターゲットに、その付近の神社仏閣を見てきました~(^^)/

まず最初に、平安神宮南にある岡崎公園の地下駐車場
に車
を停めて、
歩いて『禅林寺(永観堂)』(ぜんりんじ(えいかんどう))に行きました。入口にはガードマンがたくさんおり、「ここでは撮影するな!」と促され、
歩きながら何気なく
撮りました(^^;)





総本山永観堂と書かれた石碑が入口手前にありました。
入口の右手には「総本山永観堂禅林寺」と書かれた寺号標があります。総本山とありますが、浄土宗西山禅林寺派総本山の寺院になります。山号は聖衆来迎山(しょうじゅらいごうさん)、院号は無量寿院(むりょうじゅいん)と称します。正式名称は聖衆來迎山無量寿院禅林寺で、「永観堂」は別称になるようです。
永観堂(禅林寺)についての看板がありました。
「聖衆来迎山と号する浄土宗西山禅林寺派の総本山で、正しくは無量寿院禅林寺という。
中興の祖・永観律師(1033~1111)にちなみ、広く「永観堂」と呼ばれている。平安後期の1082年2月15日未明、念仏を唱えながら本堂を歩く修行をしていた永観の前に、本尊の阿弥陀如来が一緒に加わった。夢ではないかと立ち止まる永観に、阿弥陀如来は後ろを振り返り「永観、遅し」と発したと伝えられる。その姿を仏像にした「阿弥陀如来立像」(重要文化財)は、首を左に向けて微笑みを湛える珍しい逸品で、「みかえり阿弥陀」として親しまれる。
鎌倉時代中期には浄土宗西山派開祖・證空の弟子・浄音が住持となり、浄土宗一派の本山の基礎を固めた。その後、応仁の乱により堂宇が焼失したものの、明応6年(1497)に後土御門天皇の命により再興され、以後逐次諸堂が再建され、現在の伽藍が整えられた。
国宝の「山越阿弥陀図」をはじめ、「当麻曼荼羅図」など重要文化財の寺宝を多数所蔵する。
もみじの永観堂として知られ、秋には色鮮やかな紅葉が見られる。」
本瓦葺き切妻造りの「総門」です。
江戸時代末期の天保11年(1840)建立とされる高麗門です。
総門をくぐると、参道塀廻りの
紅葉が綺麗に紅く染まっています。それにしても朝一なのに、人の多さに驚きました!さすが秋の京都。。。(^^;)

続いてあったのは、
紅く染まった薬医門の「中門」です。確かここで、拝観料大人600円を払い中に入ります。

境内に入り、最初に「鶴寿台(庫裡)」前の
紅葉です。

空が晴れてたらもっと映えたと思います(^_-)
順路に従って、諸堂入口である「大玄関」から中に入ります。すぐ中に朱印所がありますので、御朱印帳を預けます。
方丈(釈迦堂)北庭から右手に見えるのは「瑞紫殿」です。左側は「古方丈」になるのかな?
「釈迦堂」の西側にある方丈西庭です。檜皮葺の「唐門(勅使門)」は京都府指定文化財となっています。
方丈の額がある場所の内覧をしてまわります。中はとても綺麗です。
方丈(釈迦堂)南庭です。塀の向こうにある大きな建物が「御影堂(大殿)」です。左側の白い建物は境内図で見ると「千佛洞」になります。
廻廊を渡っていくと、「水琴窟」(すいきんくつ)がありました。静かに水を注ぐと、水滴が奏でる澄んだ音が耳に伝わります。
廻廊からの景色です。1枚目は御影堂(右側)と本堂の間の通路が
紅い絨毯になっています。2枚目は阿弥陀堂(本堂)南側にある鐘楼です。

本瓦葺き入母屋造りの阿弥陀堂(本堂)です。御本尊の「みかえり阿弥陀如来」が祀られています。祀られている厨子の左側が開いていて、左を向いている阿弥陀如来のお顔を見ようと、かなり混雑していました(^^;)
「やすらぎ観音」と
紅葉(もみじ)の絨毯が心を癒やしてくれました。

本堂と御影堂の間にあった「龍吐水」(手水舎)です。参拝の順路が決まっているので、ここにあっても誰も身を清めないと思うんだけどなぁ(^^;)
本瓦葺き入母屋造り、流造で向拝付きの「御影堂」です。五色幕が色鮮やかですが、今回は人が多く
歩きながらの撮影で、かなり
写真がピンぼけばかりでスイマセンでした<(_ _)>


御影堂の横を通って、「多宝塔」がある場所まで140段の石段がある山を上ります。
上部が円形、下部が方形の二重塔である「多宝塔」です。
京都市の眺望が絶景なんですが、天気がねぇ(^^;)
多宝塔の下にある「開山堂」です。
駆け足で紹介しましたが、混みすぎであまりいい
写真が撮れませんでした(^^;)
紅葉の時期に京都に来るもんじゃないってよくわかりました…(o´_`o)ハァ・・・


いただいた御本尊の御朱印です。
場所:禅林寺(永観堂)



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