2019
12/24
火
永平寺を後にして、次に向かったのは勝山市片瀬にある『清大寺』(せいだいじ)に行きました(^^)/ 清大寺って?と言われる方もおられると思いますが、
まだ『越前大仏』(えちぜんだいぶつ)の方が知っている人も多いかな?(^^;)
まずは、清大寺建立の経緯をパンフレットより
「昭和62年5月28日奥越・勝山の地に落慶した大師山清大寺は、大実業家故多田清翁が、当時成功立身出世できた恩に報いるため、財を投げうって父母祖先の眠るこの出生の地に建立されたものです。22ヘクタールにおよぶ境内には大仏さまをはじめとして、日本一の高さ規模を誇る五重の塔や大仏殿など諸伽藍が配置され、さらに中国の国宝を再現した九龍壁や日本庭園など見どころが尽きません。そして今、さまざまな願いをもった人たちに祈りの授けどころとして参拝されています。」
上記に書かれているように、歴史の浅い寺院として誕生しましたが、2002年(平成14年)に臨済宗妙心寺派の寺院となったようです。

まずは山門(大門)です。東大寺南大門を模して造られたそうなので、同規模の大きさを誇ります。
大門右手にある寺号標には「大師山清大寺」と刻まれています。山号が大師山、寺号が清大寺となります。
大門で待ち構えていたのは、身の丈二十六尺(約7.8m)ある仁王像(金剛力士像)です。
大門を過ぎると、両脇に「回廊」があります。回廊に使用された木材は樹齢1500年以上の台湾桧が使用されていると謳われていました。
大門と大仏殿の間にあるのは「中門」です。こちらも東大寺中門を模しており、中門には二天像が安置されています。
「大仏殿」になります。間口が58.12m×奥行は48.12m×高さ52.12mの鉄筋コンクリート造で、こちらも東大寺大仏殿を模して造られたそうです。確かに雰囲気は似てる!(^^;)
大仏殿前にありました手水舎は、横長の大きな水盤でたくさんの龍口がありました。
大仏殿の入口です。色使いがなんか洋風で、狛犬もこの角度から見るとライオンみたい!(笑) 入口上には「竹に雀」の家紋がありました。
大仏殿の入口正面には、御本尊の「廬舎那仏」が鎮座します。奈良の大仏より2mほど大きいって、どんだけ対抗心あるんだろう(;^ω^)
左右にも4体の脇侍仏は、釈尊10弟子の迦葉尊者、阿難尊者、普賢菩薩、文殊菩薩が祀られており、大仏殿の内壁には1,281体の仏像が、壁一面にびっしりと祀られています。
日が傾きかけてきた大仏殿の外壁と、東門際にある鐘楼と紅葉の3枚が、雰囲気がよくて好きな写真です(^^)/
「九龍殿」(くーろんでん)内にあったのは、「九龍壁」です。北京の北海公園にある中国国宝の九龍壁を中国政府の許可でコピーしたものだそうですが、何故ここで中国!?
九龍殿の北側に日本で最も高い「五重塔」があります。高さはなんと75mですからビックリです( ゚Д゚) 清大寺五重塔と刻まれた石碑も大きいです。
五重塔はかなり高い所にあるので、回廊から九龍殿と大仏殿が伺えます。
入口から中に入ると中央にエレベーターがありますので、上に上がります。各階内部には仏像が祀られています。
最上階から見た大仏殿と勝山市の街並みです。高いので絶景です。
帰りに大門前から見た銀杏と五重塔です。美しい(^^)/
御朱印
場所:清大寺(越前大仏)



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