2019
09/13
金
前回に続いて『東福寺』(とうふくじ)の紹介です。今回は本堂(仏殿)より北側にある見所を紹介していきます。
まず本堂(仏殿)の北側にあるのは庫裡です。これから拝観する「方丈拝観受付」は、人が並んでいる所にあります。「東福寺方丈庭園」は国の名勝に指定されております。
拝観料大人400円を払い中に入ります。庭園前の縁側に「方丈」と書かれた額がありました。方丈とは、禅寺で住職の居室、寺の住持、または住職を称します。
方丈の「南庭」です。ここでは日本庭園における定型的な表現方法である、蓬莱神仙思想を中心とした意匠形態となっています。「蓬莱」、「瀛洲」、「壺梁」、「方丈」の四神仙島を、石だけの構成による四つの意匠で表現しています。
「北庭」は、ウマスギゴケの緑との対比も色鮮やかな市松模様の敷石は、もと「恩賜門」に使われていたもので、サツキの丸刈りとの調和の妙も非常に印象深いです。
先ほどの南庭の塀の中心にありました、檜皮葺き唐門の「恩賜門」(おんしもん)です。かなり精巧な彫刻が施されています。
恩師門から見た本堂(法堂)の北面になります。
方丈庭園に続いては、「通天橋・開山堂」の拝観に進みます。拝観料は大人400円になります。画像は「通天橋」になります。木造の歩廊(通天橋)が方丈から開山堂に続いています。
通天橋から西を見ると、最初に渡ってきました「臥雲橋」が見えます。臥雲橋から通天橋を見た写真は前のブログをご確認ください(^^)/
反対側(東南)を見ると、先ほど拝観してきました「方丈」が見えます。
「開山堂」前に立派な楼門があります。扁額が掛かっていましたが読めませんでした(^^;)
国指定の重文の「開山堂」ですが、左手にある「普門院」は足場が架けられ工事中で、全景が撮れませんでした。右側の庭園はきれいに整備されています。
「開山堂」は、1280年入定の聖一国師を祀り、楼閣そびえる伝衣閣にある「三国伝来の布袋」像は伏見人形のルーツがあります。
境内北西にある国の重文「愛染堂」です。丹塗りの杮葺き八角円堂になります。
通天橋の拝観受付の横にありました「経蔵」です。開山聖一国師が宋から持ち帰った書跡や貴重な書物が所蔵されています。
ボクのブログのスタイルは、1回のブログアップロードにつき1枚以上の御朱印を掲載していくというものでしたが、東福寺はとても大きく見所もたくさんあったため一度にまとめられず、前半を今回初めて御朱印なしでブログを書きました。今後も訪問先の内容によっては、こういうこともあるかもしれないのでご容赦ください(^^)/
今後ともよろしくお願いいたします。<(_ _)>
御朱印
場所:東福寺



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