2019
09/09
月
前回ブログ【 [京都府] 古都京都の世界遺産 その一 東寺 】からの続きで
『東寺』(とうじ)の紹介になります(^^)/
前回は金堂まで紹介しましたので、その北側にあります「講堂」から見ていきます。講堂も、金堂と同じく国の重要文化財に指定されております。本瓦葺き入母屋造りの平屋になります。金堂と同じで東側の妻面から中へ入場できます。
「講堂は、天長二年(825)弘法大師によって着工され、承和二年(835)頃には完成しました。
その後大風や地震で大破し、度々修理を重ねてきましたが、文明十八年(1486)の土一揆による戦火で焼失しました。
現在の講堂は延徳三年(1491)に再興された建物で、旧基壇の上に建てられ、様式も純和様で優美な姿を保っています。」 ~パンフレットより~
どこもそうですが、中の国宝や重文の数々が
撮影できませんので、パンフレットからの切り取りで説明します。まずは、配置は下記のようになっています。大日如来を中心に国宝、重文がずらりと並んでおります。

講堂の立体曼荼羅です。立体曼荼羅とは、
「堂内の白亜の壇上には大日如来を中心とした五智如来をはじめ、五菩薩、五大明王、四天王、梵天、帝釈天の二十一軀の仏像が安置されています。
これは弘法大師の密教の教えを表現する立体曼荼羅(密厳浄土の世界)です。
中でも平安時代前期の十五軀はわが国の密教彫刻の代表作です。」~パンフレットより~
「食堂」(じきどう)です。当日からなのか、何かイベントが始まるようで、中には入れませんでした。普段はこの中が「納経所」となっていまして、御朱印(納経印)がいただけます。
続いては、東寺のお大師様と言えば、どうしても見ておかないといけない場所であります、国宝の弘法大師像が祀られている御影堂(みえいどう)です。本来の名称は「大師堂」ですが、寺では御影堂を用いているそうです。
しか~~~し、、、残念ながら、全面改修中と言うことで、足場で完全に覆われてしまっていました~( ̄▽ ̄;)!!ガーン
御影堂中門です。中で足場が架けられ、前面シートで覆われています。。。
今回はこの中にテントを張られて、納経所が設けられていました。
本来ですと、御影堂はこんな感じです。
~パンフレットより~
御影堂の向拝にてお参りをさせていただきました<(_ _)>
「大師堂 西院御影堂
西院は伽藍の西北部にあり、弘法大師の住房で、大師の念持仏、国宝・不動明王像(秘仏)一軀が安置され不動堂ともよばれていました。
康暦元年(1379)焼失しましたが、その翌年には再建され、さらに十年後の明徳元年(1390)には北側に国宝・弘法大師像を拝するための礼堂と中門を加え現在の姿となりました。
堂内には不動明王と弘法大師像が祀られ、弘法大師信仰の中心となっている御堂です。
入母屋造りの礼堂、切妻の中門、ゆるやかな勾配の総檜皮葺の屋根がその優美さを際立たせています。」
御影堂の正面にあります「毘沙門堂」です。弘法大師が中国・唐で手に入れた「兜跋毘沙門天像」(国宝)を安置しています。
東寺の本坊です。立入禁止ですので、外から外観のみです。
1枚目から本坊の中門、本坊、寺務所になります。
南大門の西側に「弘法大師像」がありましたので、1枚
!

講堂の中心に祀られています大日如来の御朱印
東寺と言えば弘法大師の御朱印
場所:東寺



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