2019
09/07
土
今回は
電車を乗り継いで、日帰りで京都に行ってきました~(≧∇≦)ノ

まずは、京都駅から
歩いて10分程南西に行った場所、

京都市南区九条町にある『東寺』(とうじ)に向かいました。皆さん周知の通り、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されております。
パソコンでWindowsを使用されている方は、一度は見たと思いますが、このロック画面でもお馴染みな場所として、一度は訪れてみようと思っていました。
まずは、googleマップの案内通りに来ましたら、国の重要文化財である「慶賀門」(けいがもん)に着きました。
「史跡 教王護国寺境内」と石柱がありますが、東寺には「東寺」及び「教王護国寺」(きょうおうごこくじ)と二つの名称があります。東寺真言宗の総本山であることと、正式名として「金光明四天王教王護国寺秘密伝法院」と「弥勒八幡山総持普賢院」の二つの名称があり、宗教法人としての登録名は「教王護国寺」となっています。
西側を塀沿いに歩いて、信号交差点を右に曲がった所から「五重塔」が見えました。
東寺の正門である「南大門」に到着です。本瓦葺き切妻造りの八脚門になります。慶長六年(1601)に三十三間堂(蓮花王院)の西門として建てられたものを、明治二十八年(1895)に東寺の南大門として移築したそうです。
南大門の東側にある寺号標には「弘法大師立教開宗根本道場 真言宗総本山 東寺」と刻まれています。その横にある東寺の説明板には、
「真言宗の総本山で、平成六年(1994)に世界文化遺産に登録された。平安遷都とともに延暦十五年(796)、羅城門の東に東国(左京)の鎮護のために建てられたのが当寺の起こりで、弘仁十四年(823)、空海(弘法大師)に下賜され、名を教王護国寺と改めて真言宗の根本道場となった。
学僧名僧も多く居住し、朝廷・公家・武家の信仰が厚く、事あるごとに祈祷法会が行われ、中世には多くの寺領も寄せられた。創建の後、度々兵火にかかったが、そのつど再建された。
五重塔(国宝)は寛永二十一年(1644)の徳川家光による再建で、総高約五十五メートル、現存する木造塔としては我が国最高である。講堂(重要文化財)内部には大日如来を中心に仏像が安置され、平安初期密教美術の宝庫となっている。大師堂(国宝)は大師の御影を祀ることから御影堂とも呼ばれ、寝殿造を伝える数少ない遺構としても有名である。なお、塔、金堂(国宝)などの配置も古式を示している。これらのほか、仏像、絵画、工芸、書籍等、多数の国宝を蔵し、仏教芸術の宝庫を成している。
一方、弘法大師に対する庶民の信仰も深く、毎月二十一日の大師の命日(ご縁日)には「弘法さん」と親しまれる市が開かれ、数万人の参詣者でにぎわう。特に十二月の終い弘法には、ひときわ多くの人が訪れる。」 と、書かれていました。
南大門の西側には、東側にあった「慶賀門」と同じく史跡の石柱に、国の重要文化財である、お馴染みの茶色い看板が立てられていました。
この南大門の入口から中に入ります。入口の柱には東寺の文字が入った提灯があり、両側は立入禁止となっていますが、恐らくは仁王像が祀られていたと思います。屋根下は、斗栱や虹梁等が美しく造られています。
南大門をくぐって、正面に待ち構えるのは「金堂」です。前面に立入禁止の柵がありますが、中を拝観するには拝観料大人個人で500円が必要になります。
右を向くと「八島殿」の裏にある高木の向こうに、「五重塔」がのぞいています。
このままでは肝心なもの全く見られないので、まずは「食堂」脇にある拝観受付に行き、中に入ります。画像は拝観するともらえるパンフレットから「東寺境内案内図」です。
柵の中に入り、「講堂」「金堂」の巡で拝観させていただきましたが、先に国宝である「五重塔」を紹介します。あいにくの曇り空で、あまりいい
写真が撮れませんでした。。。(o´_`o)ハァ

それでも、これほどの形のいい五重塔はどこから見ても気品があります。
「東寺の象徴として広く親しまれている五重塔は、天長三年(826)弘法大師の創建着手にはじまりますが、雷火などによって、焼失すること四回におよんでいます。現在の塔は正保元年(1644)徳川家光の寄進によって竣工した総高55mの、現存する日本の古塔中最高の塔です。
全体の形もよく、細部の組みものの手法は純和様を守っており、初重内部の彩色も落着いて、江戸時代前期の秀作です。」 ~パンフレットより~
続いては同じく国宝の「金堂」です。写真の建物右側の妻面に入口がありますので、そこから中の拝観ができます。
「金堂は東寺一山の本堂です。文明十八年(1486)に焼失し、今の堂は豊臣秀頼が発願し、片桐且元を奉行として再興させたもので、慶長八年(1603)に竣工しました。天竺様の構造法を用いた豪放雄大な気風のみなぎる桃山時代の代表的建築ですが、細部には唐・和風の技術も巧みにとり入れています。」 ~パンフレットより~
パンフレットより、薬師三尊像です。左から、「月光菩薩」「薬師如来」「日光菩薩」になります。真ん中の薬師如来の台座下には十二神将像を配しており、これらの像は全て国の重要文化財に指定されております。
本瓦葺き入母屋造りの金堂で、一見2階建てに見えますが、下は裳階(付け庇のようなもの)付きとなっています。青空がのぞくと、これくらい美しく金堂も見ることができます(^^)/
見所がたくさんありますので、
「講堂」とその他につきましては、次回紹介させていただきま~す(^^)/
御朱印は東寺本尊の薬師如来です。
場所:東寺



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