2019
06/20
木
前回紹介した大富白山神社の続きですが、境内社の『土岐一稲荷神社』(ときいちいなりじんじゃ)を紹介します(^^)/
白山神社の参道中程にあります横道を進むと、稲荷神社でお馴染み、朱色の千本鳥居(もちろん千本ありませんが…)がありました~!
先頭の鳥居は石製で朱色じゃありませんが…
鳥居の石製扁額には「土岐一稲荷神社」と書かれていました。
こう見ると、千本鳥居って感じがしますよねぇ~(≧∇≦)ノ
実はこの朱色の鳥居、全て塩ビ製なんです!塩ビパイプを加工して組み立てて、朱色で塗装しているようなんです。ちょっと驚きました(^^;)
境内は石段を上った、一段上にあります。玉垣を2段にした意味はよくわかりませんが…
境内に入る場所にある最後の鳥居です。こちらは千本鳥居より1サイズくらい大きい鳥居になります。
真新しい社殿(拝殿)です。由緒によりますと、平成二十八年に造営されています。
御祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)になります。五穀豊穣、産業守護、商売繁盛、家運隆盛、芸能上達などに御神徳があります。
由緒碑がありました
「創建は、文政六年(1823)と伝えられているが、詳細は不明である。江戸時代には、土岐稲荷神社と称して延命寺境内に祭られていたが、白山神社境内にも稲荷神社が祭られていた。
明治の神仏分離令により延命寺の稲荷神社は一時西山狐洞に移されたが、後に白山神社に合祀された。昭和五年白山神社大改築にあたり、仲森池の西、現戦没者慰霊碑の場所に遷され、夏祭り・初午祭などに提灯祭り・もち投げが盛大に行われ、大富区の人々の崇敬を集めていた。土岐一稲荷神社と社名を改めたのもこの頃である。
昭和四十年に慰霊碑が現地に建設されたため白山神社境内に社殿を建設して白山神社境内社として再度遷座した。その後、平成二十八年に稲荷神社遷座五十一年、白山神社金弊社昇格五十年の記念事業として区民から浄財をつのり、建坪約十八坪の土岐一稲荷神社新社殿が建設され、白山神社境内が益々輝きを増した。」
と、書かれていました。
拝殿前には、稲荷神社にある「眷属の白狐」像があります。狛犬ではなく狐の形をした眷属の白狐像は、神様を守る守護獣である狛犬とは違い、神の遣いになります。左側の巻物を咥えてる方が吽像、右側の玉を咥えている方が阿像になります。
土岐一稲荷神社の扁額がある、拝殿前の向拝にてお詣りをさせていただきました<(_ _)>
拝殿の右側には、天照皇大神を祀る「日神子神社」がありました。更にその右側には、境内社(御嶽、秋葉など)がたくさん祀られていました。
御朱印です。狐の朱印に鳥居が「寿」の字になっていました(^^)/
場所:土岐一稲荷神社



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