2019
06/03
月
二見興玉神社の境内社である龍宮社を後にして、次に向かいましたのは二見興玉神社の旧地に建っています『元興玉社』(もとおきたましゃ)です(^^)/ 『太江寺』(たいこうじ)の境内にあるんですが、興玉繋がりで太江寺より先に紹介させていただきます(^^;)
伊勢市二見町江の住宅街を歩いて行くと、ありました!参道入口です。右に太江寺、左に元興玉社の号碑があります。
元興玉社の号碑には「伊勢西国第一番礼所」と書かれていますが、これは太江寺が霊場礼所になります。
参道は坂道と階段となっており、山の中腹にある境内まで上がることになります(^^;)
「南無千手観世音菩薩」の赤いノボリが立っていますが、こちらも太江寺の御本尊になります。突き当たりに見える朱色の山門をくぐって、更に階段を上がります。
境内に到着です。(境内までの道程は次回の太江寺でお知らせします) 階段の正面には太江寺本堂がありました。本堂前には香殿、その後ろに伺えるのは授与所になります。山の中にある寺院の感じがとてもいい雰囲気です。
手洗場(手水舎)にて、手を洗い口をそそぎ、身を清めます。
元輿玉社の手前にあったお堂は「薬師如来堂」です。見えにくいですが、左方の木の間に緑青色が「行基菩薩坐像」で、その下には石仏が数多く祀られています。行基はここ太江寺の開祖と伝えられています。
太江寺の左側に鎮座しているのが「元輿玉社」になります。やっぱりお寺に鳥居が堂々とあるのは、変な雰囲気があります(^^;)
鳥居の足下には、二見興玉神社にもありましたが、蛙の像がここにもありました(^^)/
祠はとても小さいですが、ここに御神石、御神鏡、二見蛙の御神体の蛙石が祀られています。現在の祠は2017年に遷座祭を行い、新しく祠を造営されたようです。手前の賽銭箱の前にてお詣りをさせていただきました<(_ _)>
元興玉社の由緒は
「当社は二見興玉神社の元社に当たります。太江寺史によれば、奈良時代に二見夫婦岩に来参した行基菩薩が、興玉神石より上りになる観音菩薩と竜神を感得し太江寺を建立しますが、その折、地主神社にあった興玉神を太江寺の鎮守神として祀ったのが始まりとされています。興玉神は伊勢神宮よりも古く今日まで祀られている神でも最も古い神の一つとされております。二見興玉神社と共に元社である興玉神にもお参り下さい。
現在興玉社には『御神鏡』『御神石』また二見蛙の御神体『蛙石』が祀られています。」
とありました~(^^)/
先程あった授与所にて「御神鏡」と書かれた御朱印を書いていただきました。
御朱印
場所:太江寺(元興玉社)



よければポチッとお願いします(^^)/

この記事と関連する記事
AFTER「[三重県] 伊勢市二見町江にある古刹 太江寺」
BEFORE「[三重県] 二見興玉神社の境内社 龍宮社」
COMMENT