2019
05/26
日
本日は岐阜県美濃加茂市伊深町にある『禅徳寺』(ぜんとくじ)から行きました(^^)/
参道入口です。右側に石地蔵が祀られており、左側に寺号標があります。
寺号標には「大仙山 禅徳寺」と刻まれています。山号は大仙山、寺号が禅徳寺で、正式名称は大仙山禅徳寺になります。臨済宗妙心寺派の寺院です。
参道を進み、山門前に来ました。背の高い椿が目立ちます。
「箱笈(はこおい)と護持仏」と書かれた市指定文化財の表示があります。"はこおい"とは、修験者が法具や仏具、衣類などを納めて背負い歩く箱の事だそうです。禅徳寺にある寺宝となります。
山門前の左手には「十王堂」の扁額が架かる、比較的新しいお堂がありました。
山門です。形は一般的な本瓦葺き切妻屋根の薬医門になります。脇塀の所に美濃西国三十三観音霊場の看板があります。禅徳寺は第十二番礼所となっています。又、中濃八十八ヶ所の第六十五番礼所でもあるみたいです。
山門の扁額には山号の「大仙山」の文字が書かれていました。
山門から境内の全景です。左斜めに石畳の上を進むと本堂正面に、真っ直ぐ進むと玄関になります。石畳の参道以外は植樹帯ですが、芝の部分は芝焼きをおこなったみたいで、黒焦げ状態でした(^^;)
山門から右側に庫裏がございました。
正面の玄関を撮ったところに、ちょうど住職のお顔を拝見できましたので、挨拶をさせていただきました。
簡素なかわいい手水鉢がある所で、身を清めます。
本瓦葺き寄棟造りの本堂です。南側全体に縁側を設けて向拝はなく、入口部分はいつも開けられているような感じです。御本尊は聖観世音菩薩になります。
禅徳寺の縁起は
「大仙山禅徳寺は岐阜県美濃加茂市伊深町に境内を構えている臨済宗妙心寺派の寺院です。禅徳寺禅徳寺の創建は、江戸時代初期の寛文八年(1668)、一秀玄廣和尚(龍福寺四世)により開かれた寺院です。又、伝承によると境内地は、南北朝時代の暦応元年(1339)、慧玄禅師が隠遁し、戦国時代の天文年間(1532~1555)には大仙祖吟が安居(一定の住居にとどまって外出しないで 修行すること)した場所とも云われています。禅徳寺の寺宝である「箱笈と護持仏」は室町時代に制作されたもので美濃加茂市指定文化財(工芸品)に指定されています。」
境内南西にありました鐘楼です。
鐘楼前からの本堂全景です。禅徳寺の場所が、ちょうど山間の谷の所にあるので、周囲は杉の高木に覆われていて、緑豊かで神聖な雰囲気がありました。
本堂前入口上の扁額には「禅徳寺」と寺号が書かれていました。
堂内(外陣)のお賽銭箱がある場所で、お参りをさせていただきました<(_ _)>
納経印
終わりました~!
美濃西国三十三観音霊場、全て巡拝終えました~。
結願です。満願です!!
また時間見て、美濃西国三十三観音のまとめブログ上げさせてもらいま~す(^^)/
場所:禅徳寺



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