2019
05/22
水
本日は岐阜から名古屋経由で
地下鉄東山線に乗り、覚王山駅より
歩いて訪れたのは、名古屋市千種区にある『日泰寺』(にったいじ)です(^^)/


覚王山駅の一本西の道路を真っ直ぐ北に向かうと、山門が見えてきました。
山門前の入口右側に「覚王山 日泰寺」と寺号碑に刻まれています。山号は覚王山、寺号は日泰寺、正式名称は覚王山日泰寺になります。「日泰」は日本とタイ王国を表しているようです。
日泰寺はどの宗派にも属さない日本唯一の超宗派の寺院です。タイ王国から寄贈された 真舎利(釈迦の遺骨)を安置するために創建されました。
日泰寺の簡易縁起が書かれていました。
「タイ(シャム国:旧名)王国から寄贈された釈迦の舎利(遺骨)をまつるため、明治三十七年(1904年)建立されたわが国唯一の超宗派の寺院である。
山号は釈迦を表わす"覚王"寺号は日タイの友好を願い"日泰寺"と名付けられた。
ガンダーラ式泰安塔は、全国でもまれな一大石造塔である。」
山門(楼門)全景です。銅瓦棒葺き入母屋造りで鉄筋コンクリート造の八脚楼門になります。
山門にあります二体の像は、高さ4.5m、楠一木造りで、左側に「迦葉尊者」、右側には「阿難尊者」が立っています。
山門からの境内全景です。休日でも空いていれば、境内に
車が停められたようです。ただ、21日は縁日らしいので、相当な人が訪れるので停められないようです。

境内右側にありますのは、高さ30mの「五重塔」です。平成九年(1997年)の建立と、結構新しいです(^^;) 中には写経が納められているようです。
五重塔の横には鐘楼がありました。昭和六十年(1985年)の建立。
五重塔の北側に境内から東に向かう参道が、ちょっと離れた所にある「泰安塔」に行ける道となっています。
重量感のある手水舎がありました。身を清めてお参りに向かいます。
手水舎から本堂です。本堂前には香炉もあります。
本堂も山門屋根と同じく、銅瓦棒葺き入母屋造りの鉄筋コンクリート造で、入口向拝屋根は唐破風造りとなっています。真舎利と共にタイ政府より贈られた(明治三十三年)「釈迦金銅仏」が御本尊として祀られています。
入口上には「覚王山」と山号が扁額に書かれていました。
本堂内(お賽銭箱前)にてお参りをさせていただきました<(_ _)>
本堂横に、真舎利を贈った「チュラーロンコーン国王(ラーマ5世)像」がありました。
境内の北西にありましたのは「普門閣」です。祭事などをおこなう多目的会館です。
境内北東には日泰寺寺務所がありましたので、御朱印をいただいて参りました。
続いては先程ありました、東に向かう参道を行き、「日泰寺泰安塔」に着きました。
入口前の左側には「釈尊御真骨泰安塔」、右側には「日泰寺舎利殿」と刻まれた、大きな石碑が建っています。
日泰寺泰安塔について書かれていました
「日泰寺は、タイ国王(当時シャム国)より贈られた仏舎利(釈迦の遺骨)を泰安するため、明治三十七年(1904)いずれの宗派にも属さない単立寺院として創建された。
この泰安塔は仏舎利を祀るもので、この姿はガンダーラ式と呼ばれ、日本や中国の仏塔の祖形と考えられる。高さ十五メートル、全国でも稀にみる一大石造塔である。
昭和六十二年一月、県の有形文化財に指定された。」
境内参道の左手には、珍しい真四角な方行屋根の手水舎がありました。身を清めます。
右側には「舎利殿」がありました。ここは泰安塔の礼拝施設でもあります。
参道中間付近には左手に「釈尊遺形霊地」と書かれた、日泰寺霊堂があります。
泰安塔の山門になるのかな? この柵より先は入れませんので、柵前でお参りをしました。
柵前から
撮りましたのは「泰安塔拝殿」になります。更に拝殿の向こうに足下だけ見えるのが、「泰安塔」になります。

ここで日泰寺の参拝を終えました。
本日いただいた御朱印です。
場所:覚王山日泰寺



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