2019
05/08
水
祐泉寺を後にして最後に向かいましたのは、木曽川沿いに西へ4キロ程の所にあります『宝積寺』(ほうしゃくじ)です(^^)/
お墓の手前にある道を上がった場所に宝積寺はあります。ちょうどその角に寺号標がありましたが、
撮ってくるの忘れましたので、ストリートビューの画像ですいません(^^;)

寺号標には「大祥山寶積禅寺」と寶の字は旧字で刻まれています。山号は大祥山、臨済宗妙心寺派の寺院になります。
坂祝保育園の手前に車を停め、山門手前から1枚
! 降り棟の鬼瓦が亀!?なのかな?とても珍しいのでアップ画像でどうぞ!

山門柱には「寶積禅寺」と旧字で書かれた札が掲げられています。
山門を中に入ると参道が右斜めと左斜めに分かれます。右に行くと玄関で、玄関の右に庫裏がありました。
参道を左斜めに行くと、本瓦葺き入母屋造りの本堂になります。
宝積寺縁起は美濃西国三十三観音霊場のHPより
「犬山瑞泉寺第四世、雲谷玄祥禅師を開山とする。犬山から木曽川を挟んだ向かいにあたる各務原市鵜沼の地に建てられた禅師の隠寮が宝積寺の前身である。隠寮故か、禅師が示寂なされると、いつしか衰微してくことになった。その庵を美濃清泰寺住職であった泰嶺和尚が元禄十四年(1701)に現在の地に移して再興された。昭和五十年老朽化した本堂、山門、庫裏などを改修し、現在に至る。宝積寺には、約五百五十年の歴史がある。」
向拝には「大祥山」と書かれた扁額が掲げられていますが、賽銭箱がありませんので、中でお参りさせていただきました<(_ _)>
境内の西奥には鐘楼がありました。
鐘楼の北側には、本瓦葺き切妻の観音堂がありました。向拝には小庇がありますが、お参りする所がありません…(^^;)
観音堂の前には西国三十三観音霊場のお砂踏場がありました。
観音堂に祀られている御本尊の聖観世音菩薩像は、秘仏のため総開帳しか見ることはできません。観音堂は恒に開放され、秘仏の聖観音像の
写真が飾られていますので、お参りをさせていただきました<(_ _)>

観音堂内にあります、納経所にて納経印をいただきました。
境内の日本庭園がとても美しかったです。(本堂から山門方向を見ています。)
玄関と本堂の全景です。
今回廻った美濃西国三十三観音霊場の巡拝は
「小山寺」→「万尺寺」→「祐泉寺」→「宝積寺」に行ってきました。岐阜市の自宅を13時に
車で出て、小山寺に13:50に着き15:30に宝積寺を後にしました。余裕のある訪問でしたので、順番等参考にしてお参りして下さい(^^)/

納経印
場所:宝積寺



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