2019
04/10
水
淡墨弘法堂のお参りを済ませ、続いては『淡墨観音堂』(うすずみかんのんどう)に行きます(^^)/
山裾の道を北へ50m程進んだところにありました。真ん中は向拝と奥に御本尊が祀られています。右側に朱印所があります。左側にはなんと郵便局の出張所がありました!?
根尾郵便局の臨時出張所と書かれています。赤い郵便服を着た職員が、淡墨桜の記念切手の販売や、淡墨桜の
写真付きのポストカードの販売などを行っているようです。もちろんカードを投函することも出来るようです。

真ん中の向拝です。「根尾第一番薄墨観音堂」と書かれた札が掛かっています。根尾観音霊場は聞いたことがなかったです…(^^;) 御本尊は聖観世音菩薩になります。後から由緒の説明にありますが、淡墨桜の折れた木で彫刻をされた観音さまが祀られています。
御本尊の前でお参りをさせていただきました<(_ _)>
薄墨観音の御詠歌があるようです。現在の堂主明道作で、なんと一番から三番まで載っています。
薄墨観音の由来が書かれていました。
見えにくかったので、下の由来はいただいた由来書きの紙に書かれていたものです。
「淡墨桜の隣に小さなお堂が建っている。このお堂は大正十二年三月に故宮脇留之助氏により建立されたものである。氏の遺稿によると、「高橋老師曰く『この桜の付近に御堂を建立し観音菩薩を奉安せよ。然らば、この名木が世界に紹介され、従って地方の発展を促進するや明らかならん』
ここに於いて留之助は大いに喜び、建立せんことを誓えり。淡墨桜の折損木をもって仏像彫刻師辻寿山氏をして聖観世音菩薩を彫刻せしめ堂宇の建築をも依頼せり」と記されている。淡墨桜で彫刻した観音さまを、通称淡墨観音と呼んでいる。」
観音堂右側には「古城主 根尾右京之介殿之碑」と書かれています。
「福徳龍神」と書かれた暖簾があります。祠の廻りに大きい祠。。。龍神様が祀られているようです。
その隣には「延命地蔵菩薩」さまが祀られていました。
北側からの観音堂全景になります。この時期にしかいただくことができない、淡墨観音の御朱印がある右側の朱印所には、多くの行列ができていました。しかも2枚セット売りで700円とちょっとお高めです。2枚は弘法堂と観音堂です。淡墨桜保存の為に、ちょっと高く設定しているようです。
淡墨観音堂からの
淡墨桜です。どこから見ても淡墨色の儚さが、より美しく見せているなぁと感じました。

淡墨公園北側からの遠景です。右手の山裾にある白い屋根が薄墨観音堂です。大勢の人がいい
写真を撮ろうと必死で構えています(^^;)

そう言えば、テレビ朝日が大きいカメラ持って取材に来てました!ひょっとしたら夕方のニュースにボク映ってたかもしれませんねぇ~(笑)
「うすずみ公園マップ」がありました。マップの右の方に展望台があったので行ってみます!
結構な高さに見えますが、そんなに高くはありません(^^;)
南を見ると、公園内の芝生広場の奥に見える、一際大きな枝張りとなっているのが「根尾谷淡墨桜」になります。こうやって高い所から見ると、山裾の開けた所に公園を作った感じがします。
東を見ると、根尾川と、小さいですが山間にある根尾の町がうかがえます。
展望台から北側を見ると、山間にまだ白い雪の残る山が見えます。これは「能郷白山」(のうごうはくさん)で岐阜と福井県にまたがり標高1617mある奥美濃、越美山地の最高峰になります。
いい景色も見られ、
淡墨桜の優美な儚さも堪能でき、いい参拝となりました~(≧∇≦)ノ

淡墨観音の御朱印です。
場所:薄墨観音堂



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