2019
03/01
金
南円堂の参拝後は境内北西にある『興福寺北円堂』(こうふくじほくえんどう)に行きました。
写真は南からの全景になりますが、残念ながら先週までで特別開扉は終わってしまいました~(゜◇゜)ガーン

仕方がないので、柵の所でお参りをさせていただきました<(_ _)>
北円堂の縁起はパンフレットより
「八角円堂は廟堂としての意味を持つ。北円堂は養老4年(720)に亡くなった藤原不比等の菩提のために、元明太上天皇と元正天皇が建立を発願し、長屋王に命じて一周忌にあたる翌年の8月3日に完成した。その後、永承4年(1049)の火災で焼失し、治承4年(1180)の平重衡による南都焼討でも失われ、承元4年(1210)に復興。嘉暦2年(1327)と享保2年(1717)の大火の時には難を逃れ、現在、興福寺伽藍に残る堂宇の中では最も古い。」
パンフレットによりますと、ご本尊を中心に四天王像など諸尊が回りに配置されています。
運慶作の国宝「弥勒如来坐像」は、北円堂のご本尊となっております。北円堂諸像は、治承4年(1180)の南都焼討後に運慶一門によって再興されています。
興福寺最後は、南円堂の朱印をいただいた納経所の隣にある『興福寺一言観音堂』(こうふくじひとことかんのんどう)の参拝です。
南円堂のすぐ北側にあるこの納経所、実は「興善院」と言うれっきとした興福寺の塔頭の一つでありまして、一言観音堂とは、その興善院に属する仏堂なのです。
南円堂の手水舎にて、もう一度身を清めます。先に手水舎の隣にある『興福寺不動堂』(こうふくじふどうどう)でお参りをします。
南円堂の紹介で南円堂鐘楼を紹介し忘れましたので、ここで…(^^;)
一言観音堂の正面全景です。藤棚で日除けとしているのでしょうか?堂を覆うように作られているので、春の藤の季節はさぞ綺麗なのでしょう(^^)/
「一言だけ願い事をすれば、一つだけ願い事を観音菩薩が叶える」という謂われから一言観音堂と呼ばれ、庶民の信仰を集めています。
堂前の賽銭箱前にてお参りをさせていただきました<(_ _)>
入口上には一言観音堂の御詠歌が書かれた扁額が掲げられています。
一言観音堂の御詠歌は
『頼もしく あゆみをはこべ ひとことの
ねがいもすてぬ ちかい今せば』
一言観音と書かれた御朱印
一言観音堂の御詠歌が書かれた御朱印
場所:一言観音堂



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