2019
02/27
水
中金堂拝観の次は、興福寺西側にある『興福寺南円堂』(こうふくじなんえんどう)に行きました(^^)/
一度、石段降りて、敷地前の「三条通」に出ます。
写真は通りから石段を望んでいます。石段脇には「不空羂索観音菩薩」(ふくうけんさくかんのんぼさつ)と書かれた赤いノボリが数多く立てられています。

入口には「西国九番 南圓堂」と旧字で刻まれた石碑がありました。南円堂は西国三十三所第九番礼所となっています(^^)/
石段を中間まで上った所の左手に「延命地蔵尊」がありました。
延命地蔵尊の更に奥に行くと、木の間に南円堂が伺えました。
最奥には国宝の『興福寺三重塔』がありました。
東の五重塔と共に国宝になっているのは驚きました(・∀・)
立て看板には「康治二年(1143)崇徳天皇の中宮皇嘉門院の願建。治承の乱にて焼失して鎌倉時代に再建」と書かれていました。
三重塔の正面です。「北円堂」と共に興福寺最古の建築物となります。
先程の石段に戻り、上がった右手に手水舎がありました。身を清めます。
『南円堂』全景です。日本で最も大きい八角堂と言われており、正面に唐破風屋根の付いた向拝が設けられています。弘仁四年(813年)に創建した八角堂ですが、現在の建物は寛政元年(1789年)の再建になります。昭和61年に国の重要文化財に指定されました。
*この立て看板では寛保元年(1741)に立柱とあります。
最初の石碑にありましたが、南円堂は西国三十三所の第九番礼所です。ご本尊は赤いノボリにあったように不空羂索観音菩薩になります。現存の本尊「木造不空羂索観世音菩薩坐像」(国宝)は仏師運慶の父、康慶の作とされています。
向拝扁額には、今回頂いた御朱印に書かれた御詠歌と同じ言葉が書かれていました。
「春の日は 南円堂に かがやきて みかさのやまに はるるうすぐも」
堂内は立入禁止となっていますので、向拝にてお参りをさせていただきました<(_ _)>
南円堂はパンフレット貰い忘れちゃったので、堂内の詳細はございません(^_-)
南円堂と書かれた西国第九番の御朱印
西国第九番南円堂御詠歌の御朱印
場所:興福寺南円堂



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