2019
02/23
土
奈良観光2日目最初は、ホテルからほど近い場所にある『興福寺』(こうふくじ)に行きました。
南都六宗の一つ、法相宗の大本山の仏教寺院であり、南都七大寺の一つに数えられます。
詳しいことは、興福寺のホームページでどうぞ(^^)/
奈良公園の南を西に横切ってくると、「猿沢池」の前に来たところで五重塔が見えました。
猿沢池の横に立ち、「五十二段」の下から興福寺の五重塔を見上げる情景は、昔の人も見てたのかって思うと感慨深いです。(o´_`o)
*五十二段は仏門に入る修行の段階を表現しています。
五十二段を上がり、境内入口前に来ました。横断歩道を渡れば境内に入ります。
朝9:30頃だったにもかかわらず、境内はもうかなりの観光客でいっぱいでした。
境内の中に入った所に、急ごしらえな感じの立て看板ですが、境内案内図がありました。こうやって見てみると、中金堂も最近再建されたばかりですし、意外と「跡」のままとなっているのがあるんですねぇ! *再建計画はあるみたいです!
まずは国宝の『興福寺五重塔』(こうふくじごじゅうのとう)です。拝観は一切出来ませんので外からのみの見学になります。
東大寺の大仏殿にならび、古都奈良を象徴する塔になります。興福寺五重塔は、塔の高さは50.1mに及び、日本の仏塔としては京都の東寺五重塔に次ぐ大きさを誇ります。奈良県内の建築物では最も高い建築物となります。
興福寺五重塔は、光明皇后の発願により、天平2年(730年)に創建されました。現存の塔は、応永33年(1426年)頃の再建となります。
続いては東金堂横にある「拝観券販売所」にて拝観券を買い、国宝『興福寺東金堂』(こうふくじとうこんどう)の拝観に進みます。
写真は東金堂の正面全景になります。東金堂周辺は柵があり、外からは入れないようになっていました(^^;)

寄棟造りの本瓦葺きで、神亀3年(726年)に創建。現存の東金堂は室町時代中期の応永33年(1426年)に再建されました。
まずは、正面中心にあった鈴緒の下に賽銭箱がありましたので、
お参りをさせていただきました<(_ _)>
丸柱頂部の枡形が複雑に組まれていて、天平様式の緻密な構造を間近で見ることができました。
堂内の拝観は
撮影禁止ですので、パンフレットでどうぞ(^^)/

パンフレットに諸尊の配置図がありました。中心に東金堂本尊の薬師如来坐像が祀られています。それらを囲むように国宝の四天王立像、十二神将立像が配置されていました。
本尊の薬師如来坐像です。像高は2.55mあり諸尊の中でも一番大きいです。室町時代の作で国の重要文化財になっています。
最後は、南大門跡南のトイレに寄った時に、たまたま
撮れました。

めっちゃ味のあるいい雰囲気で撮れました~(^^)/
東金堂と書かれた御朱印
西国四十九薬師霊場の第四番礼所(東金堂)の御詠歌
場所:興福寺東金堂



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