2019
01/30
水
昨年の11月、念願叶って奈良市の社寺めぐりに行ってきましたので、今回よりしばらくの間ブログにて報告させていただきます(´ー`)ノ
最初は1998年に古都奈良の文化財として、世界遺産に登録されました『東大寺』(とうだいじ)に行きました(^^)/ 一番目に紹介するのは『東大寺大仏殿』(とうだいじだいぶつでん)です。正式には「東大寺金堂」(とうだいじこんどう)と言いますが、一般的には大仏殿が使用されていますので、タイトルも大仏殿とさせていただきました。
東大寺くらいになると、ホームページやブログ等が溢れていますので、細かい説明は省かせていただきます<(_ _)>
まずは、東大寺の玄関口になります「南大門」です。朝10時に着いたんですが、すでに修学旅行生の集団で、
写真数枚撮りましたがこれが一番スッキリしている
写真になります(^^;)


南大門に掲げられている扁額は「大華厳寺」と書かれています。東大寺は山号はありません。華厳宗の大本山の寺院になります。
南大門手前の参道に「東大寺境内案内図」がありました。東大寺は見るところもさることながら、境内がかなり広いので位置情報はとてもかなり有効です。いろんなブログで東大寺の回り方が紹介されていますので、そう言うのも参考にされてもいいかなぁと思います(^^)/
東大寺南大門の説明板がありました。
「東大寺南大門 国宝 五間三戸二重門入母屋造、木造、本瓦葺、鎌倉時代
東大寺の正門で、東大寺伽藍の大半が治承四年(1180)の平重衝の兵火に罹って、焼失した。後に行われた復興造営の一つとして建てられた。
大勧進の職に就いて復興造営の総指揮を執った俊乗房重源上人が、宋朝建築の特色を採り入れて編み出した、大仏様の建物で正治元年(1199)六月に上棟されており、その後数年を経ずして落成したと考えられる。
門内に安置されている木像金剛力士(仁王)像は運慶・快慶・定覚・湛慶等二十名の慶派の仏師たちが、建仁三年(1203)に僅か、六十九日間で造り上げたものである。
北向に安置されている一対の石造獅子像は、鎌倉復興造営に参画した宋人の石工達が建久七年(1196)に造ったものである。」 と書かれていました。
南大門に安置されている金剛力士像は建仁三年(1203年)運慶、快慶、定覚、湛慶の制作となります。写真
は南大門の西側にいます金剛力士像の「阿形像」です。

南大門の東側にいます金剛力士像の「吽形像」です。高さ8.4mある巨大木像は阿形、吽形共に国宝となります。
南大門をくぐり、参道正面に大仏殿がうかがえます。奈良公園の鹿が普通にあちらこちらにいるのが見て取れます。
参道右手に東大寺本坊の門がありました。東大寺ほどの寺院になると、中に寺務所も有り、本坊の敷地もかなり広いです。
「二月堂参詣道」この道を行くと二月堂に行けるんですよね~ 二月堂の模様は3、4回くらい後のブログで紹介しま~す!
本坊門を過ぎたあたりに、「鏡池」がありました。中央の小島には厳島神社があるそうです。
大仏殿の目の前にある「中門」です。朱色に塗られた楼門は国の重要文化財となっています。
中門以降の建造物、仏像等の概要は東大寺のホームページでお確かめください(^^)/
中門の両脇には回廊がのびており、大仏殿までコの字に続いています。
中門からは中に入れませんが、柵の隙間から大仏殿を撮影しています。平日にもかかわらず、人の多さに圧倒されまくりです(^^;)
南西にある回廊の入堂口で拝観料600円を払い中に入ります。回廊南西より
大仏殿正面の参道以外は芝生となっていて、立入禁止なのでスッキリした景色で
撮影できました。大仏殿は大きさが日本一で有名だとは思うんですが、それ以上に美しい形をしてるから人気があるんでしょうねぇ(^^)/

人が多いなぁ。。。大仏殿正面はやっぱりこんな感じですかねぇ…(^_-)

手前の手水舎にて身を清めて、いよいよ大仏様にお目にかかります。
入口上の唐破風の屋根がかなり高い位置にあるんだけど…何でだろう?
教科書で習った「奈良の大仏」さんですね~(^^)/ 小学校の修学旅行依頼だから40年ぶりのご対面になりました。正式には「盧舎那仏像」で、東大寺大仏殿の本尊になります。もちろん国宝です。
大仏の足下にあった、台座の蓮ですかね? これ見ただけで大仏の大きさが想像できますね~!
教科書に載ってそうな、良い感じで
撮れました~(^^)/ 後ろの後光にいる仏像でも普通くらいの大きさあるんじゃないの~~!?

大仏の左側にいます「虚空蔵菩薩坐像」です。こちらも大きいですね~!
大仏様を中心に、両サイドに金ピカの仏像さまがおられますが、両方とも国の重文です。
虚空蔵菩薩坐像の更に左奥には「廣目天立像」がございました。
大仏様の裏側には大仏殿の模型がありました。
写真は創建当初の復元模型になります。大仏殿が微妙に違ってますね~! 境内案内図に東塔・西塔跡がありましたが、当時は100m超えの7重塔があったんですか???

右奥にあるのは「多聞天立像」です。どれを見てもホントに素晴らしいです。
大仏様の右側には「如意輪観音坐像」が鎮座しておられました。
中の拝観を終えて、南東の回廊から大仏殿を見ています。
大仏殿内の如意輪観音前の売店で御朱印帖を購入し、御朱印を書いていただきました~(^^)/
場所:東大寺(大仏殿)


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No.85 東大寺
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