2019
01/26
土
今回は、中々廻ることができず途中で終わっていました、愛知県犬山市の七福めぐりに行きました(^^)/ 5ヶ所までは廻っていましたので、あと2ヶ所の巡拝です。
まずは犬山成田山のすぐ下にある『瑞泉寺』(ずいせんじ)に行きました。
名鉄犬山線が石段下に通っており、石段を登り切った所に山門があります。

石段下の踏切手前にある寺号標には「青龍山瑞泉禅寺」と正式名称が刻まれています。瑞泉寺は臨済宗妙心寺派の寺院になります。
山門の扁額には「青龍山」(せいりょうざん)と山号が書かれていました。この山門は犬山城の内田御門を移したものだそうです。
山門をくぐり、左に曲がった所に中門があります。参道は石畳で両脇を灌木で綺麗に整備されています。高木も丁度色付き始めた頃です。
中門には「四部録提唱」「瑞泉寺専門道場」と書かれた札が掛かっています。禅寺で「四部録」は禅入門の基本典籍で「信心銘」「証道歌」「十牛図」「坐禅儀」を合わせて一本としたものです。禅の道場で修行に励む場ということでしょう。
中門から中に入り、左手に鳥除けのネットで覆われた鐘楼堂がありました。屋根の下には、左甚五郎作の三猿の彫刻があります。もちろんネットの中なのでわかりづらいですが(^^;)
境内の東側法面には、仏様の石仏がたくさん並んでいました。
境内参道から、右に本堂、左が道場なのかな?(見てこなかったのでわかりません(^^;)) 本堂前の庭園は玉砂利にほうき目を入れて枯山水風に綺麗に仕上げています。
道場(たぶん)廻りには、更に塀で囲いがされており、門もあります。

境内東の方には、犬山の巨樹古木である「瑞泉寺のマキ」の木がありました。創建時からあるそうで、樹齢600年になるみたいです(^^)/
本堂の正面全景になります。本堂の中心に参道を配し、樹木を全てシンメトリーにして美しく庭を造っています。ご本尊は虚空蔵菩薩となります。
瑞泉寺の縁起です。
「瑞泉寺は、室町時代の初期、妙心寺の中興開山として知られる日峰宗舜禅師が創建した臨済宗妙心寺派の古刹である。本派四流の祖となる景川宗隆・悟渓宗頓・特芳禅傑・東陽英朝などの高僧に引き継がれ隆盛を極めた後、織田信長、豊臣秀吉より朱印状を得て再興するなど変遷する。鐘楼は古く室町時代の明応三年(1494)建立、三猿は左甚五郎の作と伝えられる。また、総門は犬山城の内田門を、裏門は兼山城の大手門を移築したものである。」
と、「犬山七福めぐり御朱印帳」に書かれていました。
縁側の中、外陣に「瑞泉」と寺号名が書かれた額が掲げられています。
本堂の縁側に置いてある賽銭箱前にてお参りをさせていただきました<(_ _)>
玄関にて、御朱印を書いていただく旨をお伝えし、待っている間に玄関内の板間から本堂外陣・内陣部分に入り見学させていただきました。
通常の御朱印は300円です。
↓こちらのご本尊が書かれた御朱印は500円でした。
場所:瑞泉寺


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