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大人の事情 ~御朱印ライフ~

付き合いで始めた寺社(御朱印)巡り、今じゃ週末のライフワークになりました~♪

2019 01/12

福王山天狗伝説のある福王神社


賀毛神社に続いては、南へ10キロ程、三重県菰野町にある『福王神社』(ふくおうじんじゃ)に行きました(^^)/
国道306号線からちょっと入ったところに、第一鳥居がありました! 福王神社まで2キロ以上ありますが、もうここから参道なんですねぇ~(´ー`)ノ

福王神社 第一鳥居 



一番下にある駐車場に車を停めました。駐車場にある鳥居をくぐり、ここからまだ500m以上ある坂道を歩いて登りましたが、めちゃくちゃしんどかったです(^^;) 

福王神社 駐車場 



先が見えない参道です…(-∀-) 上にまだ駐車場があるので、参道は車が通れる幅があります。勾配も結構きつい坂道です。

福王神社 参道道路 



ようやくここから山の中に入ります。右横には石柱に福王神社のご祭神である「毘沙門天王」の名が刻まれています。参道の左横には一番上となる駐車場があります。
ここまで乗ってくればよかった(^_-)

福王神社 山参道入口 



石柱の後ろに福王神社の説明書きがありました。

福王神社 説明板 

「国道306号線田口集落から西へ約2㎞、福王山の山麓、杉の巨木が高く空にそびえる森厳の中に神社はある。祭神は毘沙門天を祀っている。毘沙門天は別名多聞天ともいう。
 社伝によれば、敏達天皇5(576)年、百済から経文、僧、仏工を献上の折、来朝した仏師安阿弥が勅を受けて毘沙門天を刻んだという。後に聖徳太子の命により福王山に毘沙門天を安置し、国の鎮護と伊勢神宮の守りとしたと伝えられる。
 福王の毘沙門堂は元桑名京町の北側、職人町にあったものを慶長年間(1596~1614)、桑名が町割りのとき、ここへ移したものといわれている。
 福王山はまた、天狗信仰にまつわる伝説の多いところで、頂上はかなり広い平坦なところがあって、里人はそこを「天狗の踊り場」と呼んでいる。昔、堂付近を通ると天狗が危害を加えると言って恐れた為、桑名藩主松平定綱はこれを憂い、付近の木を多く伐り払ったところ、何の障りもなくその後は木こりも通れるようになったという。この福王山は桑名藩のご用林となり、杉、もみを植林し、藩の山番小屋が設けられ、その跡が長助屋敷として名が残っている。現在は国有林として森林管理署の所管になり杉の造林が盛んに行われ、美林となっている。
 桑名藩ご用林当時は保護されて杉、もみの巨木が福王山一体にあったが度々の山火事によって焼失した。現在、境内に残っているもので太子杉と呼ぶ巨木があり、幹周が6.63mもある。社務所の裏には千段杉と呼ばれる樹齢400年の古木がある。またかつては境内入口近くに天狗杉と呼ぶ巨木があったが、枯れてしまい今はない。
 福王神社の玄関である田口のバス停前には、文政年間(1818~1829)建造の石造りの燈籠と唐獅子、各2基あり、大正年間(1912~1925)に建造の大鳥居は見事なものである。また、参道の傍らにある石の道標には和歌等が刻まれている。」



こんな石段の参道が延々と続きます。。。 廻りは杉の巨木に囲まれて、神聖な雰囲気が漂っています。

福王神社 山参道① 



参道途中にある最初の狛犬です。参道横にある鳥居の向こうには天狗様の像が祀られていました。天狗像は初めて見ます(^^)/

福王神社 摂社① 

福王神社 天狗像 



山中の参道途中は、いたるところに摂末社の神様で溢れていました(^^;)
豊川吒枳尼真天があるってことは、神仏習合の名残でしょうねぇ~

福王神社 摂社② 



参道の距離があるからか、途中にトイレがありました! ここら辺で山中は半分ほど来たかな?

福王神社 山参道② 



鳥居が数本連続で続いています。右の堂は「こもり堂」というものらしいです。

福王神社 こもり堂 



やっと境内が見えました!この石段を登れば長~~い参道が終わります。参道の写真だけで普段のブログ以上ありました…(-∀-)

福王神社 山参道③ 



境内に入り左側に手水舎がありました。身を清めてお詣りに向かいます。

福王神社 手水舎 



本殿全景です。パンフレットには「本堂」とありましたが、神社なのでここでは本殿と綴っていきます。この神社も神仏習合の名残があるようです。左側は唐破風屋根の向拝がある普通の形ですが、渡り廊下で繋がり、右側にも社があります。二棟あるのはとても珍しいです。右側は下に授与所となっています。

福王神社 本殿全景① 



本殿横にあった「福王神社の由緒」と「毘沙門天王御縁起」が書かれています。

福王神社 由緒 



左側本殿の向拝部分を下から見ています。ここでお詣りをさせていただきました<(_ _)>

福王神社 本殿下から 



本殿扉上には、扁額じゃなく天狗の面飾りが奉納され、掲げられていました。

福王神社 本殿前 



本殿右側です。廊下で繋がった2階がお堂で、1階が授与所となっているようです。2階の入口上には「多聞天」と書かれた扁額が掲げられていました。こちらに毘沙門天(多聞天=毘沙門天)が祀られているのかな??

福王神社 本殿右 



本殿の右側にあったのは「太子堂」です。もちろんここには聖徳太子が祀られています。

福王神社 太子堂 



北側の一番奥にあったのは「氏神様」です。太子堂と併せてお詣りしてきました<(_ _)>

福王神社 氏神 



氏神様の社前から見た本殿全景です。

福王神社 本殿全景② 



社務所です。前回来た時は社務所は無人でした…今回は毎月3の付く日を縁日としている情報を得たので再チャレンジでした。無事に御朱印を書いてもらうことができました。写真はその時と今回が混じっていますのであしからず(^^)/

福王神社 社務所 



帰りの参道は先程登った所より北側にあり、境内降りてすぐに「太子杉」がありました。幹周りが6.63mはさすがに大きいです!

福王神社 太子杉 



山の参道を降りて1枚!福王山が591mなので、さすがに高い位置にあります。方角的には三重県桑名市が見えていると思います。

福王神社 眺望 


御朱印
福王神社 

場所:福王神社



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