2018
12/27
木
今回は久しぶりに、美濃西国三十三観音霊場の巡拝に出掛けました。
まず最初に伺ったのは『来昌寺』(らいしょうじ)です(^^)/
まずは住宅街にある参道入口に美濃西国三十三観音のノボリと看板を見つけました。
参道突き当たりに、山門と寺号標がありました。
寺号標には「長栄山来昌寺」とあります。山号は長栄山、寺号が来昌寺で寺号標には正式名称が刻まれています。浄土宗西山禅林寺派の寺院です。
山門手前の左手はお地蔵様が並んで祀られています。奥は来昌寺の
駐車場みたいです。。。(今回知らずに遠くに路駐しております(^_-))

山門右手には、美濃市指定文化財(円空作の聖観音菩薩像)看板や幡隆上人名号石の石碑などがありました。
美しい山門です。シャチホコも勇壮です(^^)/
山門前からの境内全景です。山門から真っ直ぐ突き当たり(右側)が玄関で、左側が本堂になります。
玄関です。唐破風屋根の真ん中に素晴らしい鬼瓦が睨みを利かせています。
ちょっと右側から
撮影した本堂です。ご本尊は阿弥陀如来になります。今回の巡拝理由であります、美濃西国三十三観音霊場は第三番礼所になります。

本堂前の境内全景になります。奥にあるのは稲荷神社です。南にある高木が本堂前の日除けとなっています。
名前はわかりませんが、狛狐が守っていますので稲荷神社になります。神仏習合の名残でしょうか?
南西からの本堂全景になります。後ろに標高389mの古城山も伺えます。
来昌寺の由緒は
「浄土宗の寺で天正2年(1575年)法空寿養によって開山。金森長近の城下町造りの時、町の鬼門除けとして現在地へ移転。本堂に数多の鬼の瓦が使用されており、様々な表情をもつ本鬼瓦が下界の人間を嘲笑するかのように見下ろしている。
おそらくは魔除けの意味を持つものであろうが、このような建築様式はたいへん珍しい。境内入口には、槍ヶ岳に初登頂した名僧幡隆上人の筆による大名号石がある。
また本堂内には柳谷(やなぎだに)観音と称せられる観音様が祀られており、特に眼を守る観音様として知られていることから多くの観音信者の参詣がある。市重要文化財の円空作の聖観音菩薩像は大きくはないが、その姿、顔の表情、彫刻の力強さがすばらしく拝観者があとを絶たない。」
本堂前です。山号である長栄山の文字が書かれた扁額が掲げられていました。
本堂内にてお参り後、本堂内隅の納経所にて納経印を頂きました。
納経印
場所:来昌寺


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