2018
12/01
土
薬王院を後にして、本日最後に訪れたのは、南へ5㎞程下った木曽川近く、各務原市前渡にある『桃林寺』(とうりんじ)に行きました(^^)/
桃林寺は同じ各務原で廃寺になった薬師寺さんに替わり、新たに美濃新四国八十八ヶ所霊場の礼所となった寺院になります。廃寺となった薬師寺は「美濃新四国八十八ヶ所の薬師寺と松本寺」のブログでご確認下さい。まずは前面道路際にある広い駐車場に
車を停めます。

前面道路から入口を見ています。入口参道には「南無聖観世音菩薩」と書かれたノボリが立っています。
寺号標には「河北山 桃林寺」と正式名称が刻まれています。山号は河北山、寺号は桃林寺、臨済宗妙心寺派の寺院になります。
参道左にある赤い鳥居は「一願稲荷」とあり、一願稲荷大明神をお祀りになっています。
山門はなく、大理石の門柱が境内入口の両際に建っています。
門柱から境内に入り、本堂前の境内を1枚
パシャ! 庭木は丁寧に整備され、とてもシンプルに仕上げられています。

境内の西奥にあったのは、「西国三十三観音霊場」の写し霊場がある観音堂です。扁額は観音堂とは読めませんが…(^^;)
境内西から見た本堂です。手前に「慈眼香」と書かれた屋根付き香炉があります。
香炉の横には「お砂ふみ所」がありました。
「紀州の霊場高野山の主要三ヶ所のお砂を頂き、固めたものです。このお砂踏み場に立ってお参りすることで、この場から遠く紀州に入定された弘法大師様のご利益を授かることが出来るよう謹んでお造り致しました。」とありました。
門柱前から本堂全景です。横に長い本堂で、中心に向拝があります。納経所も向拝にありナンバープレートもありました。桃林寺は薬師寺の番号を引き継いでいますので、美濃新四国八十八ヶ所霊場の第二十七番礼所となっています。ご本尊は聖観世音菩薩になります。
本堂向拝です。「桃林庵」と書かれた扁額が掲げられています。扉は鍵が掛かっていて中に入ることはできませんでしたので、香炉にてお参りをさせていただきました<(_ _)>
向拝左側に納経所がございましたので、浄財を納めて納経印を頂きました(^^)/
これで85ヶ所目の巡礼となりました。
場所:桃林寺


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