2018
11/19
月
本日3ヶ所目は、南泉寺からさらに東へ500mの所にある『般若寺』(はんにゃじ)に行きました(^^)/ まずは、付近の道路に
車を駐車し、入口前に来ました。小さい山の麓にあるので、緑が荘厳さを増しています。

寺号標には「金剛山 般若寺」と正式名称が刻まれています。山号は金剛山、寺号が般若寺で、臨済宗妙心寺派の寺院になります。
山門です。柱には美濃新四国のナンバープレートがあります。般若寺は美濃新四国八十八ヶ所霊場の第七十番礼所となっています。
山門から真っ直ぐ、コンクリートの参道の先に玄関があります。横に非常に長いこちらの本堂は庫裡(住職の住居)と一体になっているようです。
本堂横には地蔵堂がありました。後で由緒にもありますが、堂内には悪霊の憑いた刑場の石を彫刻した地蔵尊像が祀られています。
正面からの本堂全景は収められませんでしたので、斜め横からの全景です。ご本尊は釈迦如来になります。
般若寺の由緒は
「市場の般若寺には地蔵尊の掘られた大石が安置されていてこの大石は、もとは今の禁坂(金坂)にあり、天文年間の(1532年)頃、大桑城主、土岐美濃守源頼芸公の麾下の刑場石としてつかわれていたものです。天文2年に頼藝の宝器を掠め取った盗賊を処刑した後、その悪霊が石に入り込み、頼芸公に災いしたともつたえられています。
大石は江戸時代のはじめには、曇った夜吠える(夜鳴き)石となり、禁坂を通る村人をこわがらせていました。時の般若寺の住職であった旭桑和尚さんがその済度を思案され、和尚さんは石工に申しつけて地蔵尊像を彫刻し、小堂に安置され、六道の出離を永く供養することで霊魂は救われ、その後、声は次第に消えていったと言われています。
この地蔵尊は、お参りすると盗人を遠ざけ、悪魂を即おとしてくださる延命地蔵菩薩さまです。」
ふるさと大桑PR会管理事務局のホームページより
本堂中程に納経所と書かれた入口がありますので、中に入ってお参りをさせていただきました<(_ _)>
納経所にて浄財を納めて納経印をいただきました。
納経印
場所:般若寺


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