2018
08/27
月
珠泉院に続きましては、『延算寺』(えんさんじ)に行きました(^^)/
まずは、岩井山の北側にある駐車場に
車を停め、東側にある歩行者道に来ました。
車は下じゃなくても山の上にある境内の近くにも駐車場はあります。入口に岩井山と書かれた石柱がありました。


山中の参道には四国霊場によくある石仏が、転々と祀られています。八十八体あるのかな??(^^;)
境内前には延算寺の略記が書かれた看板や岩井山全体の鳥瞰図が書かれておりました。ここは本院ですが、東院も四国霊場の一つとなっていますので後で伺います(^^)/
境内手前に本坊入り口の山門がありました。山門横には「準別格本山 延算寺」と書かれた寺号標がありました。山号はもちろん岩井山、寺号は延算寺で正式名称は岩井山延算寺となります。高野山真言宗の寺院になります。
山門くぐると中は「岩井山庭園」となっており、正面には庫裡の玄関がありました。
庫裡玄関の東は続きで客殿があります。その手前は岩井山庭園の南庭です。客殿から見る庭園は格別でしょうなぁ(〃▽〃)
延算寺本院の全景になります。庭園同様に境内も綺麗に整備されています。
境内で最初の建物は「毘沙門堂」になります。入口の上には七福神の一人、毘沙門天と書かれた扁額があります。手前にある常夜灯は天保年間の造営になっています。
高い石垣の上には天和3年建立の鐘楼堂がございました。市の重要文化財になっております。鐘楼の下の不動明王像がこっちを睨んでるようで、ちょっと気になりました(^^;)
石垣下には重要文化財の説明看板がありました。国指定の重要文化財に木造の薬師如来立像があるようです。
手前には売店を併設した寺務所がありました。納経所もここになります。
本堂と大師堂前には香炉堂があります。写真奥が大師堂で、右に階段がある側が本堂になります。
大師堂です。2006年の再興のようなので、とても綺麗な建物です。入口上の金文字の扁額には大師堂と書かかれています。
大師堂内は弘法大師像が真ん中に、右に不動明王像、左に愛染明王像が祀られていました。延算寺本院は美濃四国八十八ヶ所霊場の第八十五番礼所となっています。弘法大師像前にてお参りをさせていただきましたm(_ _)m
1643年(寛永20年)再建の本堂です。県の重要文化財となっています。
本尊は薬師如来となります。こちらは国の重要文化財となります。
延算寺の由来は最初の看板より
「此の寺は今を去る千百有余年前 弘仁六年 弘法大師の御開創である
本尊薬師如来は諸病平癒息災 延命諸願成就の守護佛であるが殊に下の病、皮膚病に効験ありと云う 伝教大師の作と伝えられ国の重要文化財である。
昔小野小町瘡平癒を祈って効験を得報恩の為本尊の御分身を安置す之東院の本尊瘡神薬師なり 又清和天皇の御信仰篤く貞観六年定額寺(国立寺)に列せられる。
本堂は室町時代中期の建立で県の重要文化財である又是より西南五百米の山麓に小町瀧がある岩屋に不動明王を安置する。」
本堂前にてお参りをさせていただきましたm(_ _)m 扁額は読めませ~ん(^^;)
納経印をいただきました。
場所:延算寺


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