2018
04/03
火
本日は三重出張のご褒美で久居にある『賢明寺』(けんみょうじ)に行きました(^^)/
場所は先日伺った「川併神社」のすぐ近くにあります!
細い道を西に突き当たったところでまずは、楼門がございました(^^)/
門の両脇に金剛力士像がありましたので仁王門になるのかな?(^^;)
朱色と言うより赤で彩られた大きな楼門は威圧感を感じます!珍しく寺号標(石柱)はどこにも見当たりませんでした…
楼門の2階部分には「青龍山」と書かれた扁額が掲げられております
山号は青龍山、院号が千手院、寺号が賢明寺となります!天台宗山門派の寺院になります(^^)/
門の格子の中には仁王像が門番をしております!仁王像も門と同じく赤く塗られています
題名にもあります、「伊勢西国三十三所観音霊場」のノボリが建っています(^^)/
この賢明寺は第十三番礼所となっています
楼門の横には指定文化財の登楼されている内容が書かれていました
楼門は「山門」として津市指定有形文化財となっているようです(^^)/
又、三重県指定文化財として「石造 板五輪塔」と言うのもございました
鎌倉時代に造られた、板状に加工した扁平な砂岩でできた一石五輪塔だそうです!
境内の全景です!広いので境内の半分も入っていませんが…(^^;)
画像の中心に建っている燈籠が、先程看板に載っていた「銅燈籠」津市指定有形文化財です
楼門くぐって最初、右手にあった建物がこれ「天満宮」と書かれております
天満宮の横には「庚申さん(青面金剛)」の建物がございました(^^;)
続いては鐘楼になります! 鐘楼も山門と同じ色をしております
鐘楼の横には「地蔵堂」がございました(^^)/
本堂の左横には稲荷大明神(稲荷堂)がございました(^^)/
ここには小さいお堂がいくつもあるようです(^^;)
山門の大きさに比べるとちょっと小さい本堂です!
開基は天平2年(730年)行基と伝えられています!本尊は千手観世音菩薩となります
本堂に縁起が飾られていました
「天台宗 青龍山千手院賢明寺
当山の開山は古く、天平二年(約1250年前)聖武天皇の勅を奉じた僧行基の開創によるものである。本尊は春日仏師の彫刻によるもので、大悲千手観音菩薩を安置している。
寛永十年、藤堂高通公久居に分封せられ藩主となるや深く本尊に帰依され、代々の祈願所と定めて護国利民を祈願された。
享保四年本尊の霊験の灼なること中御門天皇の叡聞に達し、智空法師を京都御所に招き勅し、求子の秘宝を本尊に祈願したところ、翌年正月に皇太子(後の桜町天皇)が御降誕された。その後、時の関白近衛公に御下命ありて、般若心経一巻を書写し当山に納められ、勅願所の勅額と菊の御紋章を下賜された。そして同時に三本筋入りの土塀の允許を得る。
明治維新の改革により寺禄は没収され御霊殿、客殿、花見御殿などは荒廃し取り壊され、現在は本堂と仁王門のみが残っている。」
と書かれておりました(^^)/
本堂前にてお参りをさせていただきましたm(_ _)m
善光寺などで良く見られる、おびんずる様もおられました
本堂前の右側に朱印がございましたので、300円を置いて押印させていただきました
初めて書きましたが文字は私の手書きになります(^^;) 下手ですいません
場所:賢明寺

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