2017
11/28
火
二条城を後にして、東に向かった先の次の訪問地は『南禅寺』(なんぜんじ)になります。臨済宗南禅寺派大本山の寺院で、山号は瑞龍山、寺号は詳しくは「太平興国南禅禅寺」(たいへいこうこくなんぜんぜんじ)というそうです。(^_-)
日本最初の勅願禅寺で、京都五山および鎌倉五山の上におかれる別格扱いの寺院にです。
日本の全ての禅寺のなかで最も高い格式をもつようです。まずはメイン道路である仁王門通りの交差点に「大本山 南禅寺」の石柱(寺号碑)を見つけました(^^)/ ここから真っ直ぐ300mほど東に行った所に南禅寺はあります。
「中門」です。手前の北側(左手)には
有料駐車場がございます。


南禅寺の全景図がありました~(^^)/
その横の立て札には南禅寺の縁起が書かれておりました。
「臨済宗南禅寺派の本山。1291年(正応4)亀山法皇の離宮を賜り、無関普門(大明国師)が開山。室町時代は隆盛を極め、「五山之上」に列せられた。応仁の乱で焼失した伽藍を‘黒衣の宰相’といわれた以心崇伝によって復興。境内には勅使門、三門、法堂、方丈の伽藍が一直線に、その周辺に12の塔頭が並ぶ。三門(重文)は、藤堂高虎の寄進。方丈(国宝)は、大方丈と小方丈に分かれ、大方丈は御所の殿舎を、小方丈は、伏見城殿舎を移築したと伝えられる。小方丈の襖絵、狩野探幽筆「水呑の虎」は名高い。大方丈の前庭(名勝)は伝小堀遠州作で「虎の子渡し」と呼ばれ、江戸初期の代表的な枯山水庭園として知られる。」
勅使門を真っ直ぐ行くと国の重要文化財の「三門」がございました!。
南禅寺の三門は別名「天下竜門」とも呼ばれ、上層の楼を五鳳楼と呼び、
日本三大門の一つに数えられます。
仁和寺の仁王門も大きかったですが、ここの三門はもっと大きいのかな?( ̄▽ ̄;)!!
三門手前には超巨大な石灯籠がありました。調べましたら、寛永5年、佐久間勝之が奉献したもので、高さは6m余りあります。日本一とも東洋一とも言われる大燈籠で、日本三大灯籠の1つと言われているそうです(。・∀・)ノ
三門を斜め南西から
撮っています。三門は拝観料500円を払えば楼閣に上がって見学することもできるようです(^^)/

三門をくぐった先には「法堂」(はっとう)がありました。豊臣秀頼の寄進した法堂は明治二十八年焼失して、同四十二年現在のものが建立されました。
法堂前にてお参りを済ませ、扉の隙間から法堂内を
パシャ!(^_-)

法堂を斜め南西から
撮っています。法堂には本尊の釈迦如来、文殊菩薩、普賢(ふげん)菩薩の三尊像が安置されております。

法堂の右手(南側)にはレンガ造りの「水路閣」がございました(^^)/ これは琵琶湖の湖水を京都市内に引く「琵琶湖疏水」のために明治23(1890)年に建てられました。着物姿の若い女性がいて、雰囲気がよくあってました~(≧∇≦)ノ
水路閣をくぐって階段を上った所に見える門は「南禅院」の門になります。ここも見学には拝観料がいるみたいです(^^;)
最後に庭園のある「方丈」へ行きました。拝観料500円を払い、中を見学します。
名勝指定の「方丈庭園」になります。江戸時代初期の代表的枯山水庭園で、
虎が子虎を連れて川を渡るさまをかたどった「虎の子渡し」の庭と呼ばれています。
虎が子虎を連れて川を渡るさまをかたどった「虎の子渡し」の庭と呼ばれています。
天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄の6つの世界を表した「六道庭」でございます(^^)/
場所:南禅寺


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