2017
11/24
金
京都観光2日目の最初は、嵐山の南にある『華厳寺(鈴虫寺)』(けごんじ)に行きました(^^)/
正式名称は「華厳寺」なんですが、鈴虫(スズムシ)を四季を通して飼育しているため、
通称「鈴虫寺」(すずむしでら)と呼ばれています!
参道入口に「鈴蟲の寺 華厳禅寺」の石柱がございました(^^)/

山門へと続く長い石段を上っていきます!

こぢんまりとした山門がございました(^^)/
扁額には「妙徳山」と山号が書かれていました!

山門で人が待っていますが、実はここのお寺は客殿に100人くらい入れる座敷があって、
和尚さんが30分程説法をするシステムになっています!
満員になると次の説法まで待つ事になり、休日など拝観者が多い日は入るのに時間がかかるみたいです!
今回はタイミング悪く、ちょうど前のグループが中に入ったタイミングだったので30分待たされるハメになっちゃいました( ̄▽ ̄;)!!ガーン
混んでいる時は1時間くらい待つ時もあるらしいです(^^;)
お寺に入るのに1時間待ちって…ディズニーランドじゃあるまいに(笑)
受付入口から正面の客殿(庫裡にくっついてるみたいです)に入ります!
拝観料500円を払い、朱印帳を預けます(^^)/ 別途300円も払います

中での説法中は写真禁止となっていますので、写真はありません(^_-)
ので、中で見たことを報告したいと思います(^^)/
座敷の一番奥には鈴虫がケージに大量に入っていて、ケージも10個くらいあったかな(^^;)
説法の中で住職が8,000匹って言ってたかな…たしか
客間の中は鈴虫に合わせて1年中空調を効かしているそうなので、10月の最初としてはちょっと肌寒かったです!
説法が始まる前には、ここオリジナルのお茶菓子と煎茶が出てきます!
禅の作法である茶礼のおもてなしだそうです
さて、住職による説法なんですが、これがまた面白い!!
落語を聞いているような軽快さで、会場全員が話に引き込まれていきます(≧∇≦)ノ彡
約30分にもわたる説法はあっという間に終わり、住職の言葉がしっかり心に染みています
説法後は外に出て、境内内をぐるっとまわります
客殿から南側にある「本堂」の全景です!

客殿から庭を見ています!右奥にあるのが「鈴虫小屋」です

鈴虫の供養塔がある場所から、京都の眺望になります!

庭から見た客殿です!ここは木々が多く建物全景が撮れるところは全くありませんでした(^^;)

本殿です!「華厳寺」の扁額がかかっています
本尊は大日如来になります!

華厳寺(鈴虫寺)の歴史は
「享保8年(1723年)、鳳潭によって創建される。鳳潭は学僧として知られ、華厳宗の復興を志して当寺を創建した。慶応4年(1868年)、慶厳が入寺して臨済宗に改められた。
寺の所在地はかつての最福寺の旧地である。最福寺は平安時代末期、源義家の後裔の延朗上人によって建立されたもので、現在も華厳寺の東方に「谷ヶ堂」という小堂が最福寺の旧跡として残されている。」
京都は拝観でお金は取るけど、本堂等でのお参りはあまりできないんですね~…(^_-)
最後に山門脇にある「幸福地蔵」にお願い事をします!

説法後に買うことのできるお守りを持って、一度にできるお願い事はひとつだけ!
身の丈にあったお願いをすることで、願いが叶いやすくなるそうです
願い事の際は、お守りを手に挟んで「名前、住所、願い事」を言います!
お守りは願い事が叶うまで身につけて、願い事が叶ったら古いお守りをお寺に返しにお礼参りへ訪れます!
そしてまた新しいお守りに次の願い事をかける!とのことらしいです!
う~ん、うまくリピーターの確保もできていて素晴らしいですね~(^^)/
御朱印も達筆です~

場所:華厳寺(鈴虫寺)

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