2017
11/12
日
今日は岐阜市の金華山の麓にある『妙照寺』に来ました(^^)/
入り口の石柱には「三光稲荷大明神 妙照寺」と刻まれております!
山号は三光山、日蓮宗の寺院になります!

入り口横には重要文化財の指定に本堂と庫裡がなっていると書かれていました!

参道の奥には山門が伺えます!

山門です!山門の扁額には三光山の文字がございました(^^)/


境内です!庫裡の一部が改修しておりました

本堂です!本尊は十界曼陀羅になります!

妙照寺の縁起は
「開創天文3年(1534)、京都・大本山妙顕寺第8世日広聖人の弟子である、
五千院日舜聖人の開山である。
当初は厚見群今泉村(現在の岐阜市柳町辺り)に創建された。
慶長5年に岐阜中納言織田秀信公より現在地を寄進され移転した。
此処は、旧竹中半兵衛屋敷跡で、当時既に空き屋敷であったと推量される。
境内奥の「三光稲荷社」は、竹中半兵衛が守護神として祀り信仰したと伝えられている。
昔から人々は妙照寺のことを親しみを込めて「さんこうさん」と呼び、
「三光稲荷社」への参詣者も多い。当寺の山号も「三光山」である。
芭蕉滞在の寺でも知られており、貞享5年(1688)約1ヶ月滞在した。
「やどりせむ あかざの杖に なる日まて」の句は芭蕉到着時に挨拶で詠んだ句であり、
境内に句碑がある。
滞在した部屋は現在も残されており、
芭蕉が触れた現存する建物が少ないことから貴重なものである。
本堂・庫裡は岐阜市の重要文化財に指定されている。
平成22年より24年にかけて「平成大改修」が行われ、
本堂・庫裡ともに建立当初の杮葺き屋根の雰囲気に近づける為、
瓦から銅版葺きに変更した。」
本堂前にてお参りさせていただきました(^^)/
扁額には「妙照精舎」の文字がございました

三光稲荷大明神です!

妙見堂です!大本山 妙顕寺(京都)御拝領の妙見菩薩が祀られています!

鐘楼堂です!

本堂と妙見堂です!

庫裡の中にある芭蕉の間です!

「松尾芭蕉が貞享五年(1688)五月七日来訪し、五月末まで滞在後、
所用の為大津方面に出発され、六月八日より七月初旬までの間、
再び当山を拠点として滞在されました。
実際使用された庫裏奥の十二畳座敷「芭蕉の間」は現存です。」
庫裡にて御朱印を書いていただきました~♪

場所:妙照寺

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